昨シーズン、セ・リーグを連覇した東京ヤクルトスワローズ。チームが喜びに沸く一方、歓喜の輪に加われず悔しい思いを抱えていたものもいる。プロ入り7年目を迎える左腕・長谷川宙輝。「今年は俺も」と、巻き返しを狙う男だ。
【PHOTO】リーグ3連覇と日本一奪還を目指すヤクルトが、沖縄・浦添でキャンプイン! 「(二連覇を)素直に喜べなかったのは確かですね。ただ、優勝に貢献するためには、自分がどういう仕事をしたらいいのか。そこは確認できたと思っています」
ソフトバンク育成選手として、プロのキャリアをスタートさせた長谷川だが3年での支配下入りとはならず。2019年オフに、支配下での獲得を打診されたヤクルトへの移籍を決断した。
移籍1年目となった2020年に一軍デビューを果たすと、最速154キロの速球を武器に44試合に登板。チームは最下位に終わったが、オフにはかつて豪腕リリーバーとしてチームを支えた五十嵐亮太さんが背負った”53”へ背番号を変更。将来のスワローズを背負う存在として、大きな期待が寄せられた。
しかし2021年、一軍登板がわずか4試合に終わると、9月には『胸郭出口症候群』と言う血行障害を患っていたことが発覚。「今までの野球人生で一番苦しい時間を過ごす覚悟」と自らのSNSで呟き手術を決断。リハビリ生活の期間にチームはリーグ二連覇を果たした。
「本当に悔しい。それと申し訳ないと言う気持ちがずっとありました。今年ダメだったら先はないと毎年思ってやってきていますが、今年は『これでダメなら仕方ない』というくらいの準備はしてきました」
実戦復帰は去年の6月だった。それまでの日々をどう過ごしていたのか。
「本当に勉強の日々でした。怪我をした部分のことを解剖学的なところからも学ぶ必要性も感じましたし、その上でいかに効率よくトレーニングをしていくのか。もちろん、怪我をしないためのやり方が一番ですが、元の体に戻すのではなく、より強い状態で戻ってこないといけないと思っていたので、勉強と強化、そこを意識してやってきました」
それを踏まえた上で、今オフには3年ぶりに再開された「鴻江スポーツアカデミー」の合同自主トレに参加した。
【PHOTO】リーグ3連覇と日本一奪還を目指すヤクルトが、沖縄・浦添でキャンプイン! 「(二連覇を)素直に喜べなかったのは確かですね。ただ、優勝に貢献するためには、自分がどういう仕事をしたらいいのか。そこは確認できたと思っています」
ソフトバンク育成選手として、プロのキャリアをスタートさせた長谷川だが3年での支配下入りとはならず。2019年オフに、支配下での獲得を打診されたヤクルトへの移籍を決断した。
移籍1年目となった2020年に一軍デビューを果たすと、最速154キロの速球を武器に44試合に登板。チームは最下位に終わったが、オフにはかつて豪腕リリーバーとしてチームを支えた五十嵐亮太さんが背負った”53”へ背番号を変更。将来のスワローズを背負う存在として、大きな期待が寄せられた。
しかし2021年、一軍登板がわずか4試合に終わると、9月には『胸郭出口症候群』と言う血行障害を患っていたことが発覚。「今までの野球人生で一番苦しい時間を過ごす覚悟」と自らのSNSで呟き手術を決断。リハビリ生活の期間にチームはリーグ二連覇を果たした。
「本当に悔しい。それと申し訳ないと言う気持ちがずっとありました。今年ダメだったら先はないと毎年思ってやってきていますが、今年は『これでダメなら仕方ない』というくらいの準備はしてきました」
実戦復帰は去年の6月だった。それまでの日々をどう過ごしていたのか。
「本当に勉強の日々でした。怪我をした部分のことを解剖学的なところからも学ぶ必要性も感じましたし、その上でいかに効率よくトレーニングをしていくのか。もちろん、怪我をしないためのやり方が一番ですが、元の体に戻すのではなく、より強い状態で戻ってこないといけないと思っていたので、勉強と強化、そこを意識してやってきました」
それを踏まえた上で、今オフには3年ぶりに再開された「鴻江スポーツアカデミー」の合同自主トレに参加した。