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大谷翔平の“相棒”スタッシがスタメン落ちの危機!「欠かせない存在」と評価も、GMが興味を示す“打てる捕手”とは?

THE DIGEST編集部

2023.02.16

大谷(左)を支えるスタッシ(右)が、スタメン落ちの危機に直面しているようだ。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の女房役マックス・スタッシがスタメン落ちをする可能性が噂されている。

 スタッシは、大谷の持ち味を引き出してくれる捕手だ。MLB通算防御率は2.96の大谷だが、彼と組んだ試合は2.45と好成績である。昨シーズンは大谷が28登板したうち26戦でマスクを被った。

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 エース大谷との相性が抜群のスタッシは、2019年にヒューストン・アストロズからトレードでエンジェルスに加入し、正捕手として活躍している。昨オフには3年1750万ドルで契約延長したが、昨季は102試合で60安打、9本塁打、30打点で打率は.180と攻撃力は発揮されずに終わった。

 8年連続でポストシーズン進出を逃したエンジェルス。地元紙『Los Angeles Times』のサラ・バレンズエラ記者は開幕前の課題として「捕手の体制を整えるべきだ」と指摘する。

 同記者は、「スタッシは、昨年オオタニの女房役となり最高のシーズンを演出したが、打者として生産性を欠いた。OPSは.571と2021シーズンの.752から大きく低下した」と低迷ぶりを嘆いた。

 というのも、昨シーズン限りで捕手のひとりカート・スズキが引退し、エンジェルスの捕手事情に不安を抱くバレンズエラ氏は、「ペリー・ミナシアンGMは、昨年ツインズで過ごした元ヤンキースの捕手ゲリー・サンチェスに興味を持った」と打てる捕手獲得の可能性を報じたうえで、球団内にも目を向けた。
 
「プロスペクトランキング(若手有望ランキング)5位のローガン・オホッピーや、昨シーズンまで捕手経験のなかったマット・サイスも候補だ。またマイナー契約を結ぶチャド・ウォーラックもキャンプインを目指している」

 実際、現場にいるフィル・ネビン監督は、「スタッシを欠かせない存在」と評価しながらも、「どのポジションにも言えますが、ベストメンバーで戦う。それだけです。誰かに肩入れとかはしない。勝つためにここにいるので」と語っているという。

 果たして今季、大谷の"相棒"は誰が務めることになるだろうか。その行方に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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