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WBC日韓戦は「日本が勝つ!」――ヌートバーが韓国代表の同僚エドマンに“闘争心”を燃やす!「良い選手がいっぱいいる」と自信

THE DIGEST編集部

2023.02.16

カーディナルスで共にプレーをするヌートバー(左)とエドマン(右)。WBCではライバル関係となる。(C)Getty Images

 3月に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。これまで幾度となく熱戦を繰り広げた日韓戦が、3月10日の1次ラウンド第2戦で実現する。

 米国カリフォルニア州生まれで日本人の母を持つラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)は、「韓国と日本はいいライバル関係であることは理解している。でも日本が勝つだろう」と自信をみなぎらせたと、韓国通信社『NEWS1』が伝えた。

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 初めて日系人として侍ジャパン入りしたことで日本でも大きな話題を呼んだ25歳の外野手は、昨シーズン108試合に出場し、66安打、14本塁打、40打点、打率.228、OPS.788を記録。チームの次世代リードオフマンとして注目されている。

 現地2月14日、ヌートバーは「トミー・エドマンとはWBCについてよく話をする。ロッカールームでお互いに心理面を揺さぶろうと挑発しあっている」と韓国と米国のハーフで韓国代表に選出された同僚のエドマンとライバル視し合っていることを明かした。
 
 チームメイトを警戒しつつも、「日本には良い選手がいっぱいいるからね」と誇らしげな表情を見せたヌートバーは、「(記者の方たちは)韓国から来てくれたのに、こんなことを口にするのは申し訳ないけど」と添えた。

 そして「メジャーでは、カーディナルスはカブスと強力なライバルだ。そのカブスの一員セイヤ・スズキと日本代表として一緒にプレーすることになる。逆にWBCではエドマンとライバルとして戦うことになる」と説明し、興奮気味にこう続けた。

「凄く面白くなりそうだ。全試合で勝てるように僕は全力を尽くすよ」

 注目の日韓戦は、1次リーグ2戦目の3月10日だ。名門球団で力をつけたヌートバーの好パフォーマンスに期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

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