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侍ジャパン

14年前のイチローが放った“伝説決勝打”を海外メディアが再脚光! WBC史上屈指の名勝負1位に選出「このドラマは誇張しきれない」

THE DIGEST編集部

2023.02.26

海外メディアが選出したWBCの名場面に日本が2連覇を決めた韓国戦が選ばれた。(C)Getty Images

海外メディアが選出したWBCの名場面に日本が2連覇を決めた韓国戦が選ばれた。(C)Getty Images

 世界一を決める“野球の祭典”まで残り2週間を切った。3月8日に開幕を迎える第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)だ。

 現地時間2月25日、スペインのスポーツ紙『AS』は、「WBC史上トップ10の試合は?」と題した特集を掲載。実に6年ぶりの開催となる今大会へ向けて「素晴らしい記憶が作られることだろう」と期待を示すと、過去に繰り広げられた名勝負を振り返っており、その一つ目には、日本が韓国を5対3で下して2連覇を飾った2009年大会の決勝が選出された。

 まず同紙は、「この決勝戦で繰り広げられたドラマは誇張してもしきれない」としたうえで、「互角の2チームがぶつかり合い、9回イ・ボムホの同点打で延長戦へ突入する」と試合展開を説明。「(10回)2死の場面では、伝説のイチロー・スズキが速球をセンター前に弾き返し、日本に2度目の優勝をもたらした」と綴っており、今でも印象的なシーンのようだ。

 さらに、この特集内では、日本が1対3で敗れて3連覇を阻まれた2013年大会の準決勝プエルトリコ戦もトップ10入り。「2連覇中の日本が勝ち進むと思われていた」と書き始めると、「しかし、プエルトリコが日本の3連覇の望みを断ち切ろうとした」と続け、「接戦が繰り広げられたこの試合は、7回アレックス・リオスの2ランが勝敗の分かれ目となった」と記している。
 
 なお、今回発表された「WBC史上トップ10の試合」は以下の通りだ。

1位 09年決勝:日本 5-3 韓国 
2位 09年2次ラウンド:アメリカ 6-5 プエルトリコ 
3位 17年準決勝:プエルトリコ 4-3 オランダ 
4位 17年1次ラウンド:イタリア 10-9 メキシコ 
5位 06年2次ラウンド:メキシコ 2-1 アメリカ 
6位 17年1次ラウンド:イスラエル 2-1 韓国 
7位 09年1次ラウンド:オランダ 2-1 ドミニカ 
8位 17年1次ラウンド:ドミニカ 10-3 コロンビア 
9位 13年準決勝:プエルトリコ 3-1 日本 
10位 17年2次ラウンド:アメリカ 6-3 ドミニカ

構成●THE DIGEST編集部

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