2月25日、ソフトバンクとの強化試合を8対4で快勝し、初陣を飾った侍ジャパン。注目の四番には若き主砲・村上宗隆(ヤクルト)が座った。侍打線は7番・岡本和真(巨人)が3打点の活躍、投げては先発の佐々木朗希(ロッテ)が最速162キロをマークする速球を連発し、ひなたサンマリンスタジアム宮崎に詰めかけた超満員のファンを沸かせた。
3月8日に開幕を迎えるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。各国も調整に余念がないなか、1次ラウンドの東京ドームで日本と対戦する代表チームの興味深い記事が配信された。
現地2月25日、米メディアの『Deadspin』が、第5回WBCで本大会に初出場を果たすチェコ代表を特集している。記事によると、同国選手たちは普段野球以外の職業に励んでいる。選手たちから答えが返ってきた職業は多彩で金融トレーダー、不動産業、体育教師、学生など、さまざまな職業が次々に出てきた。
記事を配信したジョン・ホーフリング記者は「このような人たちが集まって、母国を代表して戦う姿を見るのは信じられない」と驚きを持って伝えている。さらに付け加えて、「体育の先生が、自分の国の野球ナショナルチームの選手なんて、想像してみてください。なんてカッコイイんだろうか!」と、二足の草鞋を履く選手たちを称賛している。
同記者は「野球を職業としていない選手たちなら、オールスターやMVPを多数擁する米国や、今大会の優勝候補である日本のようなチームには歯が立たないかもしれない」としたうえで、「すべてのプレーヤーは、この時点で数ヶ月もの間、毎日のあらゆる瞬間をこのWBCのために準備をしてきたという事実がある」と指摘。「チェコ代表はたくましいハートを持っており、彼らに必要なものは揃っている」と言及。その事実こそが、このチーム最大の魅力となっていると強調している。
確かに、チェコ代表のメンバーは特色と言える。今大会の代表選手は、オークランド・アスレティックスなどで通算551安打を放っているエリク・ソガードが唯一のメジャー経験者で、その他は国内リーグを中心に構成されている。
特に注目選手と言えるのが、マーティン・シュナイダーとマレク・ミナリクだ。シュナイダーは、長年チームのエースとして君臨する技巧派右腕で、遊撃手もこなすプレーヤー。普段は消防士として従事している。ミナリクは大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)のような“二刀流プレーヤー”で、2021年には投手として奪三振王、そして打者として本塁打王の国内タイトルを獲得。ともに、侮れないプレーヤーだ。
そんなチェコ代表と日本代表は、3月11日の東京ドーム第3戦で対戦。侍ジャパンの先発は25日のソフトバンク戦で最速162キロを連発した“令和の怪物”佐々木朗希が登板予定だ。
はたして、二足の草鞋を履く雑草軍団と侍ジャパンはどんな戦いになるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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記事を配信したジョン・ホーフリング記者は「このような人たちが集まって、母国を代表して戦う姿を見るのは信じられない」と驚きを持って伝えている。さらに付け加えて、「体育の先生が、自分の国の野球ナショナルチームの選手なんて、想像してみてください。なんてカッコイイんだろうか!」と、二足の草鞋を履く選手たちを称賛している。
同記者は「野球を職業としていない選手たちなら、オールスターやMVPを多数擁する米国や、今大会の優勝候補である日本のようなチームには歯が立たないかもしれない」としたうえで、「すべてのプレーヤーは、この時点で数ヶ月もの間、毎日のあらゆる瞬間をこのWBCのために準備をしてきたという事実がある」と指摘。「チェコ代表はたくましいハートを持っており、彼らに必要なものは揃っている」と言及。その事実こそが、このチーム最大の魅力となっていると強調している。
確かに、チェコ代表のメンバーは特色と言える。今大会の代表選手は、オークランド・アスレティックスなどで通算551安打を放っているエリク・ソガードが唯一のメジャー経験者で、その他は国内リーグを中心に構成されている。
特に注目選手と言えるのが、マーティン・シュナイダーとマレク・ミナリクだ。シュナイダーは、長年チームのエースとして君臨する技巧派右腕で、遊撃手もこなすプレーヤー。普段は消防士として従事している。ミナリクは大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)のような“二刀流プレーヤー”で、2021年には投手として奪三振王、そして打者として本塁打王の国内タイトルを獲得。ともに、侮れないプレーヤーだ。
そんなチェコ代表と日本代表は、3月11日の東京ドーム第3戦で対戦。侍ジャパンの先発は25日のソフトバンク戦で最速162キロを連発した“令和の怪物”佐々木朗希が登板予定だ。
はたして、二足の草鞋を履く雑草軍団と侍ジャパンはどんな戦いになるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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