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侍ジャパン

「サポートメンバーが大活躍」WBC優勝戦士・内川聖一が西川愛也の超美技に賛辞「絶対に離さない気持ち出た」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.02.26

第2回WBCで優勝を経験している内川(右)。ファインプレーに興奮していた。(C)Getty Images

第2回WBCで優勝を経験している内川(右)。ファインプレーに興奮していた。(C)Getty Images

 侍ジャパンを救う超ファインプレーに、NPB稀代の安打製造機も興奮した。

 3月に開幕を控えるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪還を狙う侍ジャパンは26日、ソフトバンクと強化試合を行なった。

 序盤に2点のリードを許す苦しい展開のなか、超ファインプレーが飛び出した。躍動感溢れるプレーを披露したのは、侍ジャパンのサポートメンバーとして今合宿に参加している西武ライオンズの西川愛也だ。

 2点ビハインドの4回2死二塁。8番・嶺井博希のライトへ伸びていく飛球を追いかけながら、懸命にグラブを伸ばしスーパーキャッチ。倒れこんだが、ボールだけは絶対に離さなかった。

 追加点を奪われたくない場面で飛び出した超美技に、スタンドのファンからは大きな拍手が送られた。ピンチを救った西川は「打球が飛んできて、とにかく捕るしかないと思いました」と語り、「サポートメンバーとしてチームに入っていますが、まだバッティングでサポートできていないので、守備で貢献できて良かったです」と会心のプレーを振り返った。
 
 このプレーには昨年現役引退を表明し、この試合のテレビ中継で解説を務めていた内川聖一氏も興奮。「打球が切れていく、自分から逃げていく打球になるんですけど、よく落下地点に走ってました」と手放しで称賛した。

 内川氏は「最後は態勢が崩れましたけど、絶対に(ボールは)離さないんだと気持ちが表れたプレーでしたね」と、西川の熱いプレーに酔いしれた。

 通算2186安打を誇り、第2回WBC決勝では守備で好プレーを見せた内川氏もうなる超美技。SNSも西川のファインプレーに話題沸騰だ。「ナイスプレー!」「サポートメンバーが大活躍w」「サポート西川ようやっとる」「愛也すごいぞ!!」「このファインプレーで流れが変わった!」「愛也が活躍してんの嬉しすぎるけど、侍だいじょうぶかこれw」とコメントが賑わっている。

 8回終わりまで2対2で迎えた試合は、侍ジャパンが9回に2点を奪い、4対2で勝利した。

構成●THE DIGEST編集部

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