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侍ジャパン

米有力誌が「WBCプロスペクト・ランキング」を発表。佐々木朗希を「アメリカのドラフトにかかれば間違いなく全体1位指名」と絶賛!<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2023.03.01

“令和の怪物”佐々木はすでにアメリカでも注目の存在となっている。写真:梅月智史

“令和の怪物”佐々木はすでにアメリカでも注目の存在となっている。写真:梅月智史

 2月28日(現地)、若手有望株の評価には定評のあるアメリカの有力誌『Baseball America』が、第5回WBCに出場するプロスぺクトのランキングを発表。ベスト10のうち、実に7人がNPBを舞台に活躍している選手だった。
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『Baseball America』のランキングは以下の通りだ。
1 佐々木朗希(日本) 投手
2 山本由伸(日本) 投手
3 村上宗隆(日本) 三塁手
4 イ・ジョンフ(韓国) 外野手
5 L・モイネロ(キューバ) 投手
6 R・マルティネス(キューバ) 投手
7 カン・ベッコ(韓国) 一塁手
8 Y・ロドリゲス(キューバ) 投手
9 キム・ヘソン(韓国) 二塁手
10 M・ニューンボーン(オールストラリア) 投手

 栄えある1位には“令和の怪物”佐々木が選ばれた。スカウティング・レポートでは「97~100マイル、最速102マイルの爆発力十分のファストボール」と「89~91マイルの圧倒的なスプリッターで無様な空振りを量産する」と称賛。アメリカの大学生3年生と同じ学年であることを指摘したうえで、「もし今年のドラフトにかかれば、間違いなく全体1位指名されるだろう」と断言した。

 山本については、「小柄ではあるが、球種が豊富かつ強力で試合終盤でも効力を発揮する」と指摘。「MLBでは2~3番手として活躍するだろう」としている。
 
 三冠王を獲得した村上の評価も気になるところだが、「全方向に難なくパワーを発揮」「コンパクトでバランスの取れたスウィング」「剛速球も一級品の変化球も攻略している」と特徴を紹介した上で、「MLBでも打線の中軸を担うだろう」と高い評価を与えている。

 日本プロ野球で活躍するモイネロ、マルティネス、ロドリゲスのキューバ勢3人がランク入りしている点も興味深い。このうち、モイネロのカーブはスカウト用語で最高評価の「プラス‐プラス」を獲得。一方、マルティネスについては、「投球動作が安定しないことがある」と指摘し、このことから「MLBでクローザーを務めるのは難しいだろう」と予想している。ロドリゲスは球種の豊富さから「先発5番手として興味を示すチームがあるかもしれない」としている。

 WBCは、メジャー球団にとっては新たな才能発掘の場でもある。佐々木、山本、村上の3人は晴れの大舞台でどんな活躍を見せてくれるのか。日本のファンだけでなく、MLBのスカウトたちも熱視線を送っているに違いない。

構成●SLUGGER編集部

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