野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が3月8日から開幕を迎える。過去2大会、1次ラウンドで敗退を喫している韓国代表は米国でのキャンプを終え、6日にはオリックス、7日に阪神と京セラドーム大阪で強化試合を行ない、9日の初戦オーストラリア戦(東京ドーム)に備える。
韓国代表は今大会、韓国球界トップの選手だけでなく、現役メジャーリーガーも招集した。なかでも、“アジア最高の遊撃手”と言われるキム・ハソン(サンディエゴ・パドレス)とともに「鉄壁の二遊間」を形成するトミー・エドマン(セントルイス・カーディナルス)には、韓国メディアも大きな期待をかけているようだ。
米国人の父と韓国人の母親の間で生まれたエドマンは、米国で育ちメジャーリーガーとなった。同選手は2021年に二塁手でナショナル・リーグのゴールドグラブ賞を獲得し、昨年も同ポジションで最終候補にノミネートされた守備の名手である。
韓国メディアの『聯合ニュース』は、代表チームに合流するため、3月1日に仁川国際空港に到着したエドマンを直撃した。同選手は「生まれて初めて韓国に来た」と言い、「守備や走塁、打撃など、自分がいかにフィールドで多才であるかを示す良い機会になる」と語っている。
加えて、「僕も韓国チームにエネルギーを与えて、エキサイティングな選手になれるといいね」と、初のWBC出場に期待を膨らませていた。
韓国の日刊紙『朝鮮日報』もエドマンの来韓を報じ、「“最高選手”エドマンが、韓国代表チームに合流するのは大きなプラスだ。早い時間から数多くの取材陣とファンが入国場に集まっていた」と、その注目度の高さを指摘した。
同紙によると、エドマンは韓国と日本の歴史的な関係をよく理解しており、「今回も日韓戦は非常に重要な試合になる」と強調する。彼は「過去のWBCで日韓戦が大きな話題になったことを知っている。東京ドームで日本と試合をしてみると、その雰囲気をよりよく理解できると思う」と、10日に対戦する日本戦に闘志を燃やした。
また、カーディナルスのチームメイトであるラーズ・ヌートバーが日本代表入りしたことも刺激になっており「対戦は楽しみ」と語る。「私たちが勝って、あとでクラブハウスでラーズに会ったら自慢したい。必ず日本に勝ちたい」と必勝を誓った。
WBCの歴史を紐解くと、これまで幾多の激闘を繰り広げた日韓戦。侍ジャパンにとっては手強い相手になることは間違いなく、さらに今大会は侮れない選手が加わった。過去にない激戦が展開されるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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米国人の父と韓国人の母親の間で生まれたエドマンは、米国で育ちメジャーリーガーとなった。同選手は2021年に二塁手でナショナル・リーグのゴールドグラブ賞を獲得し、昨年も同ポジションで最終候補にノミネートされた守備の名手である。
韓国メディアの『聯合ニュース』は、代表チームに合流するため、3月1日に仁川国際空港に到着したエドマンを直撃した。同選手は「生まれて初めて韓国に来た」と言い、「守備や走塁、打撃など、自分がいかにフィールドで多才であるかを示す良い機会になる」と語っている。
加えて、「僕も韓国チームにエネルギーを与えて、エキサイティングな選手になれるといいね」と、初のWBC出場に期待を膨らませていた。
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同紙によると、エドマンは韓国と日本の歴史的な関係をよく理解しており、「今回も日韓戦は非常に重要な試合になる」と強調する。彼は「過去のWBCで日韓戦が大きな話題になったことを知っている。東京ドームで日本と試合をしてみると、その雰囲気をよりよく理解できると思う」と、10日に対戦する日本戦に闘志を燃やした。
また、カーディナルスのチームメイトであるラーズ・ヌートバーが日本代表入りしたことも刺激になっており「対戦は楽しみ」と語る。「私たちが勝って、あとでクラブハウスでラーズに会ったら自慢したい。必ず日本に勝ちたい」と必勝を誓った。
WBCの歴史を紐解くと、これまで幾多の激闘を繰り広げた日韓戦。侍ジャパンにとっては手強い相手になることは間違いなく、さらに今大会は侮れない選手が加わった。過去にない激戦が展開されるかもしれない。
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