侍ジャパンにとって待望のスターがついにやってきた。

　３月３日、バンテリンドームナゴヤで行なわれる中日ドラゴンズとの壮行試合を前に、大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）が日本代表に合流した。

　ようやくの合流だ。２月28日（現地時間）に、オークランド・アスレティックスとのオープン戦に登板した大谷は、日本時間３月1日の夜中にプライベートジェットで羽田空港に到着。在日米国大使館を訪問した後に、チャーター機を利用して名古屋入りをしていた。
  　そして、15時過ぎに黒のワンボックスカーで球場に駆け付けた大谷。通用口付近に300人近いファンが殺到し、地元警察が対応に追われる物々しい雰囲気の中で、いつものようにクールに控室へ去っていった。

　チームは３日と４日に中日との試合を行なうが、MLBの設ける保険の兼ね合いもあり、大谷は出場できない。それでもいち早くチームに馴染み、先発登板が有力視されている９日の中国戦に備えて調整をしていく。

構成●THE DIGEST編集部

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