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侍ジャパン

「球種が11種類になるぞ」大谷翔平とダルビッシュ有の“投球談義”に米識者も熱視線! 現地ファンも「最高の2人」と熱狂

THE DIGEST編集部

2023.03.04

メジャーでもトップクラスの実力を誇るダルビッシュ(左)と大谷(右)。この両雄が交わした何気ない会話が話題となっている。写真:滝川敏之

メジャーでもトップクラスの実力を誇るダルビッシュ(左)と大谷(右)。この両雄が交わした何気ない会話が話題となっている。写真:滝川敏之

 2021年シーズンに満場一致でアメリカン・リーグMVPを獲得した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。いまや“野球の本場”で知らぬ人はいないほどの大スターとなった二刀流戦士は、何気ない振る舞いも注目を集める。
【動画】米球界も熱視線! 大谷翔平とダルビッシュ有の野球談議シーンをチェック

 3月3日の中日ドラゴンズとの壮行試合でもベンチでの行動が話題となった。クローズアップされたのは、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)との会話シーンだ。

 来る8日(日本代表は9日から)のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する大谷はこの日から日本代表に本格合流。しかし、MLBが設ける保険の兼ね合いから実戦出場はWBC管轄となる6日の阪神戦からとなるため、この中日戦は同じくメジャー組のダルビッシュとラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)とともにベンチで戦況を見守っていた。

 その最中だった。2-7で敗戦した試合後、特別に実施された延長タイブレークの練習に向けた準備の間に大谷はダルビッシュと何やら議論を白熱させた。ボールを握りしめた背番号16は「感覚的には両方でないと」と指のかけ方などを熱心に対話したのである。
 
 メジャーでも屈指の実力を誇る両右腕が見せた一コマが日本の中継カメラに抜かれると、SNS上であっという間に拡散。ついにはアメリカでも話題となった。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られ、世界各国の投手を詳細に分析しているロブ・フリードマン氏は「打者は困るだろうね」と自身のツイッターに投稿。これには米データ分析会社『Codify』も「速報だ。23年のオオタニが投げる球種は11種類になるぞ」と即座に反応。そして、次のように続けた。

「ショウヘイ・オオタニとユウ・ダルビッシュ、そしてロウキ・ササキとヨシノブ・ヤマモトが同じチームにいるなんて、目もくらむような話だ。これだけの素晴らしい投手陣によるコラボが存在するだろうか」

 何気ない会話も世界的な話題となるあたりは、大谷のスターぶりを物語ると言える。フリードマン氏の投稿には動画を確認したファンから「マジで最高のふたりだ」「打者を泣かせるための会話だ」「日本が勝つわ」といった反響が相次いだ。

 たとえ試合に出ていなくても娯楽が尽きない大谷。本大会では初戦の中国戦(9日)での先発登板が濃厚視されているだけに、今から楽しみは尽きない。

構成●THE DIGEST編集部

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