３月６日、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表は、阪神との強化試合（京セラドーム大阪）を実施。「８番・遊撃」でスタメン出場した源田壮亮（西武）は、３打数３安打と猛打賞の活躍を見せた。

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　チャンスを作って上位打線につなげるという下位打線の役割をきっちりこなした源田。試合後にインタビューに応じた30歳は「ランナーとして塁に出ることが求められていると思うので、結果を残せて本当に良かった」と胸をなでおろした。

　また、この日は、大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）が２打席連続で３ランを放つという超人ぶりを発揮。その打棒を塁上で見ていた源田は「あっ、いくんだ！ それでいくんだ！って感じですね。ちょっと凄すぎましたね」と驚きを隠せない。普段は“たまらん”守備で観客を魅了する男が、今度は大谷に魅せられた。

　そして、日系人選手として初選出となり、英語しか喋れないというラーズ・ヌートバー（セントルイス・カーディナルス）と短期間で仲良くなれた秘訣について聞かれると源田は、「野球をみんなでやっていると、自然とコミュニケーションがとれる」と告白。ヌートバーが先制点をもぎ取った瞬間については「めっちゃ盛り上がったし、たっちゃん（ヌートバーの愛称）も嬉しそうだった」と喜びをかみしめた。
  　３月７日には、オリックスとの強化試合（京セラドーム大阪）に挑む。WBC本番前の大事な一戦に向けて「とにかく勝ちにこだわって、みんなと全力で戦いたい」と力を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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