３月６日、京セラドーム大阪で「カーネクスト2023ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）強化試合」が行なわれ、オリックスと対戦した韓国代表は、守備陣にエラーが相次ぎ２-４で敗戦。一方、阪神と対戦した日本代表は、８-１で大勝を収め、３日後の１次ラウンド初戦に弾みをつけた。

【動画】韓国代表エドマン＆日本代表ヌートバーの打席をチェック！ 　対照的な一日を過ごした中、それぞれチームで話題を振りまいた選手がいる。この試合に韓国代表としてスタメン出場した韓国系アメリカ人のトミー・エドマン（セントルイス・カーディナルス）、そして日系人選手として初の代表入りを果たし、２安打１打点と鮮烈な侍デビューを果たしたラーズ・ヌートバー（カーディナルス）だ（※エドマン、ヌートバーともにアメリカ国籍）。

　２人に対しては、米記者からの視線も熱い。WBCの情報を連日発信し、同大会を取材しているショーン・スプラドリング氏は、公式ツイッターを更新。「エドマンが韓国代表として他国から来てプレーした初の選手となる」と呟けば、それと並べて、「ヌートバーは日本代表として他国から来てプレーした初の外国籍選手となる」と発信した。

　また同ツイートには、それぞれWBC代表メンバーとしてプレーしているシーンが動画で共有されており、「２つとも同じ日に起こった。ベースボールは最高だ」とのコメント。さらに、エドマン、ヌートバーがともにカーディナルス所属だと指摘するフォロワーのリプライに対しては、「信じられないことだ」と返している。

　同じ１次ラウンドのプールBに組まれ、10日には対戦を控えている日本と韓国。ともに強力な選手が加わり、チーム内の熱気が高まっているが、果たして間近に迫った大舞台では、それぞれどのような活躍が見られるだろうか。エドマン、ヌートバーのパフォーマンスに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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