若き三冠王が披露した待望の一撃に、京セラドームが揺れた。
火曜日ナイターで行なわれたオリックスとの強化試合。侍ジャパンの「6番・三塁」でスタメン出場した村上宗隆(ヤクルト)は、初回2死一、二塁で打席に立つと、相手の先発・東が投げ込んだ低めのストレートを鮮やかにインパクトする。ボールは一直線に左中間スタンドへと飛び込んだ。
それまですべての試合で4番起用された村上だが、16打数・2安打で打率1割2分5厘と不振に苦しんだ。ダイヤモンドを回る表情に笑顔はなかったが、「今シーズン初ホームランです。ホームランを打った後の走り方を忘れていました」とジョークを交え、「ちょっとほっとしました」と本音を吐露した。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド第2戦で対戦する韓国のメディアも“村神様”の復活弾に興味津々だ。スポーツメディア『OSEN』は「5試合の沈黙から日本の本塁打王が初の一発」と題して、次のようにレポートしている。
「過去5試合でひとつの本塁打も打てず、懸念の声が広がっていた村上のバットがついに炎を噴いた。打順が4番から6番に下がったものの、初回でいきなり3ランを放ってみせたのだ。鈴木誠也(カブス)の負傷欠場で戦力構想に狂いが生じた日本だが、大谷翔平(エンゼルス)、吉田正尚(レッドソックス)、ラーズ・ヌトーバー(カージナルス)らメジャーリーガー組はいずれも好調で、ここに村上が調子を戻してきた。もはや、日本の打線は恐怖でしかない」
侍ジャパンにとって最後となるテストゲームは9対1で終了。はたして栗山英樹監督は中国戦、韓国戦、チェコ戦、オーストラリア戦と続く4連戦でいかなる打順を組んでくるのか。3月9日の初戦に向けて、ボルテージは高まる一方だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ついに出た!“村神様”がオリックス戦で豪快に放った3ランをチェック!
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【関連記事】韓国代表右腕が大谷翔平に「ぶつける」発言を撤回!“スポーツマンシップ”を欠いた言動を謝罪「弁明の余地はない」【WBC】
火曜日ナイターで行なわれたオリックスとの強化試合。侍ジャパンの「6番・三塁」でスタメン出場した村上宗隆(ヤクルト)は、初回2死一、二塁で打席に立つと、相手の先発・東が投げ込んだ低めのストレートを鮮やかにインパクトする。ボールは一直線に左中間スタンドへと飛び込んだ。
それまですべての試合で4番起用された村上だが、16打数・2安打で打率1割2分5厘と不振に苦しんだ。ダイヤモンドを回る表情に笑顔はなかったが、「今シーズン初ホームランです。ホームランを打った後の走り方を忘れていました」とジョークを交え、「ちょっとほっとしました」と本音を吐露した。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド第2戦で対戦する韓国のメディアも“村神様”の復活弾に興味津々だ。スポーツメディア『OSEN』は「5試合の沈黙から日本の本塁打王が初の一発」と題して、次のようにレポートしている。
「過去5試合でひとつの本塁打も打てず、懸念の声が広がっていた村上のバットがついに炎を噴いた。打順が4番から6番に下がったものの、初回でいきなり3ランを放ってみせたのだ。鈴木誠也(カブス)の負傷欠場で戦力構想に狂いが生じた日本だが、大谷翔平(エンゼルス)、吉田正尚(レッドソックス)、ラーズ・ヌトーバー(カージナルス)らメジャーリーガー組はいずれも好調で、ここに村上が調子を戻してきた。もはや、日本の打線は恐怖でしかない」
侍ジャパンにとって最後となるテストゲームは9対1で終了。はたして栗山英樹監督は中国戦、韓国戦、チェコ戦、オーストラリア戦と続く4連戦でいかなる打順を組んでくるのか。3月9日の初戦に向けて、ボルテージは高まる一方だ。
構成●THE DIGEST編集部
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