３月６日、侍ジャパンは阪神との強化試合を京セラドーム大阪で開催。８対１で阪神に勝利し、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）開幕を前に、順調な仕上がりを見せた。
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　この日のヒーローは、なんといっても大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）だ。３回と５回に２打席連続でのホームランを放つなど、６年ぶりの日本で規格外のパワーを見せつけた。１発目は片膝をつきながら片手で、２発目はバットを折られながら特大のアーチを連発した。

　そんな大谷の超人ぶりには、昨季パ・リーグの本塁打王に輝いた山川穂高（西武）も驚きを隠せない。「あれはね、何て表現したらいいんだろ。マジで野球やめたいっす。マジで『つまんね』みたいな感じ」とジョークを飛ばしている。

　そして、この山川の声を聞いた韓国の日刊紙『朝鮮日報』も思わず反応。「WBC日本代表のオオタニが、強化試合で信じられないほどの力を発揮。日本のホームラン王でさえ、感銘を受ける」と目を丸くした。
  　また、同紙はこの日の試合展開について「オオタニの計り知れないパワーが光った」と評すと、続けて「オオタニのパフォーマンスは漫画みたいだ」とも表現している。

　日本は、３月９日にいよいよ中国との初戦を迎える。キャンプから強化試合までをともに過ごし、結束力を高めた侍戦士の活躍から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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