3月9日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド、プールBの韓国代表はオーストラリア代表に7対8で惜敗。7回裏に起きた、まさかのミスが敗戦の決め手となり、3大会連続で初戦を落としてしまった。
まず試合を動かしたのはオーストラリアだった。4回に死球で出塁すると、意表をつくセーフティバント、四球から犠飛で繋ぎ1点を先制。5回にはソロ本塁打で2点をリードした。
その後、ヤン・ウィジの一発と、パク・ビョンホのフェンス直撃となる二塁打で4対2と逆転に成功した韓国だが、7回にロビー・グレンディニングの3ランホームランで再逆転を許した。
その裏にグレンディニングは守備でも魅せた。二塁打を放ったカン・ベクホが、ガッツポーズの際に足が塁から離れたのを見逃さずタッチアウト。機転の利いた好プレーだった。
8回表ロバート・パーキンスが3ランで突き放しにかかったが、その裏、オーストラリア投手の制球が定まらず与四死球6つで、韓国は一挙に3点を返し8-7。しかし、韓国は9回に得点できず、そのままゲームは終了した。
接戦だけにミスが悔やまれる韓国。同国メディア『OSEN』は、「最悪のシナリオに陥った」と悲報を打てば、通信社『NEWS1』は、「初戦のジンクスは壊せず、またも1次ラウンド敗退の危機に追いこまれている」と2013、2017年大会と同じ道をたどっていると嘆いている。
1次ラウンド突破を目指す韓国は、10日の第2戦は侍ジャパンと対峙する。崖っぷちに立たされた韓国は、どの様な戦いを見せるだろうか……。
構成●THE DIGEST編集部
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その後、ヤン・ウィジの一発と、パク・ビョンホのフェンス直撃となる二塁打で4対2と逆転に成功した韓国だが、7回にロビー・グレンディニングの3ランホームランで再逆転を許した。
その裏にグレンディニングは守備でも魅せた。二塁打を放ったカン・ベクホが、ガッツポーズの際に足が塁から離れたのを見逃さずタッチアウト。機転の利いた好プレーだった。
8回表ロバート・パーキンスが3ランで突き放しにかかったが、その裏、オーストラリア投手の制球が定まらず与四死球6つで、韓国は一挙に3点を返し8-7。しかし、韓国は9回に得点できず、そのままゲームは終了した。
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構成●THE DIGEST編集部
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