韓国が窮地に立たされた。
3月9日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のプールBは、オーストラリア対韓国の一戦で開幕。両軍ともに打ち合う激しいシーソーゲームとなったが、最終的に8対7で前者が勝利した。
開幕カード特有の緊張感が漂うなかで、韓国にとって痛恨だったのは、7回裏にカン・ベクホが犯した走塁ミスだ。
4対5でオーストラリアを追っていた韓国は、1死走者なしという局面で起爆剤としてカン・ベクホを代打に送る。そして、「天才打者」の異名を持つスラッガーは相手5番手ワーウィック・シーポルトから左中間フェンスに直撃する二塁打を放つ。
流石の打撃を見せつけたカン・ベクホは、塁上でベンチへ向かって大きくガッツボーズ。しかし、勢い余って身体が伸び上がったところで、わずかにベースから足が離れてしまう。すると、これを見逃さなかったオーストラリアの二塁手ロビー・グレンディニングが背後からタッチ。二塁塁審は一度セーフを宣告したものの、リプレイ検証の結果、アウトに判定が覆ったのである。
球場全体が騒然とし、韓国ベンチが呆然とするまさかの失態。この予期せぬプレーに海外メディアも注目。米メディア『The Athletic』などに寄稿するブレント・マグワイア記者が「このタイミングでは残酷すぎるミスだ」と指摘。さらにWBC取材のために来日中のマイケル・クレア記者は「韓国はひどい目にあった。このまま彼らが負けたら集中力の欠如が原因だろう」と手厳しく指摘した。
カン・ベクホの気の抜けたミスではあった。しかし、"一瞬の隙"を見逃さなかったオーストラリア守備陣のプレーも見事だった。
なにはともあれ、この致命的なミスで初戦を落とした韓国。10日に行なわれる日韓戦は絶対に負けられない展開となった。
構成●THE DIGEST編集部
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カン・ベクホの気の抜けたミスではあった。しかし、"一瞬の隙"を見逃さなかったオーストラリア守備陣のプレーも見事だった。
なにはともあれ、この致命的なミスで初戦を落とした韓国。10日に行なわれる日韓戦は絶対に負けられない展開となった。
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