侍ジャパンという強敵を前にし、中国代表の指揮官はやる気を漲らせる一方だ。
3月9日に第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、1次ラウンドプールBが東京ドームで開幕。プレーボールが迫る中国と日本のスターティングメンバーが発表された。
史上最多3度目の大会制覇を目論む日本代表は、大注目の大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が「投打二刀流」で先発。栗山英樹監督が「非常に大事な初戦だから」と送り出した右腕のパフォーマンスには、大きな期待がかかる。
当然ながら中国にとっては投打で違いを生み出す、彼に最大の警戒をしなければならない。だが、試合前に実施された会見で大谷について問われたディーン・トレーナー監督は「(大谷って)誰?」と不敵に笑った。
前日の記者会見で自身が発した“白旗発言”に対して、怒りを露わにしていたトレーナー監督。それだけに記者陣もジョークなのかが分からずに、思わず黙ってしまう。すると、場の空気を察した老将は「ハハ、もちろんプランはあるよ」とニヤリとしながら語った。
「大きなチャレンジになるのは間違いない。だが、選手たちはエキサイトしている。オオタニのような世界に名を轟かせる投手と対戦できることは、野球人として恵まれていることだと思う。こういう機会を楽しみたいと思う」
世界でも「史上最高」と称される天才に対して、トレーナー監督はいかに対峙していくのか。「世界を驚かせるというのが我々の目的だ」と不敵に語った老将の采配に注目だ。
取材・文●羽澄凜太郎(THE DIGEST編集部)
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当然ながら中国にとっては投打で違いを生み出す、彼に最大の警戒をしなければならない。だが、試合前に実施された会見で大谷について問われたディーン・トレーナー監督は「(大谷って)誰?」と不敵に笑った。
前日の記者会見で自身が発した“白旗発言”に対して、怒りを露わにしていたトレーナー監督。それだけに記者陣もジョークなのかが分からずに、思わず黙ってしまう。すると、場の空気を察した老将は「ハハ、もちろんプランはあるよ」とニヤリとしながら語った。
「大きなチャレンジになるのは間違いない。だが、選手たちはエキサイトしている。オオタニのような世界に名を轟かせる投手と対戦できることは、野球人として恵まれていることだと思う。こういう機会を楽しみたいと思う」
世界でも「史上最高」と称される天才に対して、トレーナー監督はいかに対峙していくのか。「世界を驚かせるというのが我々の目的だ」と不敵に語った老将の采配に注目だ。
取材・文●羽澄凜太郎(THE DIGEST編集部)
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