一躍ヒーローに名乗り上げたのは、なんと歯科医師だった。
3月9日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次リーグプールBで、初出場となったチェコ代表は中国代表に8対5と勝利。最終回に逆転する劇的な展開で、大金星を挙げた。
4対5と1点リードを許していたチェコは最終9回表の攻撃に入った。消防士や高校教師など異色の集団で話題を集める同チームはこの窮地でも粘る。そして1死二、三塁の好機を演出すると、普段は歯科医師であるマーティン・ムジクが打席に入る。
「とにかく思い切っていくだけだった」。そう語った26歳は5番手右腕ゴン・ハイチェンの甘く入った初球のチェンジアップをジャストミート。打球は高々と上がると、ぐんぐん伸びていき左翼席に着弾。ドラマチックな逆転アーチとなった。
起死回生の一発に、MLB記者も興奮を隠しきれない。米放送局『Fox Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏が「歯科医師がやってのけた!」と喜べば、米専門誌『Baseball America』カイル・グレイザー記者も「チェコのシンデレラストーリーは続く」と快挙を報じた。
また米放送局『CBS Sports』のダニー・ヴィエッティ記者は、「マーティン・ムジクは米ノースカロライナ州のウェイク・テクニカル・コミュニティ・カレッジでプレーしていた。ドラフトにかかった経験はないし、マイナーでのプレーもない。プロでの経験は唯一、チェコ・エクストラリーガのみだ」と経歴を紹介している。
WBC初出場で大逆転の初勝利を収めたチェコ。勢いに乗った同チームは11日、侍ジャパンと対戦する。
構成●THE DIGEST編集部
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WBC初出場で大逆転の初勝利を収めたチェコ。勢いに乗った同チームは11日、侍ジャパンと対戦する。
構成●THE DIGEST編集部
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