侍ジャパン

「神経戦で追い詰められた」背中死球のヌートバーが22歳左腕に放った“睨み効果”を韓国メディアが指摘!「1アウトも取れずに…」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.11

目を合わそうとしないキム・ユンシクを睨みつけるヌートバー。(C)Getty Images

 3月10日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド第2戦で日本代表は宿敵・韓国と対戦。3点を先取される苦しい展開ながら、即座に4点を奪って逆転に成功すると、ゲーム中盤以降は力の差を見せつけて圧倒した。終わってみれば13対4の圧勝で、難なく開幕2連勝を飾っている。

 侍ジャパンにとって大量5点を奪うビッグイニングとなったのが、6回裏だった。8番・中野拓夢が3ベースを放って突破口を開くと、韓国は5番手の22歳左腕キム・ユンシクをマウンドへ。だが9番・中村悠平に四球を与え、続く1番のラーズ・ヌートバーには背中に死球をお見舞いしてしまう。無死満塁で2番・近藤健介にも押し出しの四球を献上し、キム・ユンシクはそこで降板した。

 日本はその後、代わったキム・ウォンジュン、チョン・ウヨンの両投手を攻略して、大谷翔平、吉田正尚、岡本和真がそれぞれタイムリーを放ち、6回裏だけで合計5点を奪って見せた。

 韓国メディア『スポーツ朝鮮』はこの日本の猛ラッシュを引き出したのは、ヌートバーの振る舞いだったと論じている。「怒りのレーザービームが利いた」と題して次のように伝えている。
 
「背中に死球を受けたヌートバーは、バットを放り投げてしばらくの間、マウンドを降りてきたキム・ユンシクを睨みつけていた。故意にぶつけたわけではないが、雰囲気としては危機的な状況である。この精神的な揺さぶりが、ただでさえ揺れていたキム・ユンシクを慌てさせたのだ。

 ヌートバーが仕掛けた神経戦に追い詰められた彼は、さらにフルカウントから四球を与え、押し出しで失点。ひとつのアウトも奪えないまま、ダグアウトに引き上げた。韓国投手陣の混乱は続き、緊急登板した次のキム・ウォンジュンも打ち込まれてしまったのである」

 記事内ではヌートバーの死球に絡めて、韓国放送局『KBS』で解説を務めるパク・チャンホ氏が発した「キム・ユンシクがわざとぶつけたわけじゃないのは明らかだ。あんな風に睨むべきじゃないし、メジャーリーグにまで行った選手があんな姿を見せてはいけない」といったコメントを掲載。加えて、日本の『TBS』で解説した槙原寛己氏が「ずっと前から日韓戦に出ているみたいですね」と熱い闘志を称えた言葉も伝え、好対照な両国の受け止めを紹介した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】背中に死球を受けて、マウンドのキム・ユンシクを睨むヌートバー

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【動画】背中に死球を受けて、マウンドのキム・ユンシクを睨むヌートバー