侍ジャパンがワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド3連勝を飾った。チェコを迎えた第3戦は21歳の佐々木朗希が先発し、3回2/3を投げ8奪三振を奪う力投を見せた。打線も連日爆発し、10対2でチェコに大勝した。
侍ジャパンのWBC全試合を独占配信する『Amazon Prime Video』(プライム・ビデオ)で、チェコ戦の解説を務めた里崎智也氏と井端弘和氏は6回表チェコの攻撃中に”ある話題”で盛り上がった。
井端氏が「国際試合も、だいぶストライクゾーンが厳しくなってきましたね」と言うと、里崎氏は「(第1回の)2006年はアウトコースが極端に広かった」と、第1回の優勝キャッチャーは当時を懐かしんだ。すると、同氏は「あとタッチアップがアウトになる」とジョークを飛ばした。
里崎氏だけでなく、日本の野球ファンが忘れもしないのが2006年の第1回WBC2次ラウンドの初戦、日本対米国戦(エンゼルスタジアム)で起きた『世紀の大誤審』だ。
日本は3対3で迎えた8回1死満塁から岩村明憲が左翼へフライを打ち上げ、3塁走者の西岡剛がタッチアップからホームを駆け抜けた。すると、米国側は西岡の離塁が早いとアピール。2塁塁審は両手を広げて「セーフ」をコールしたものの、米国代表バック・マルティネス監督の抗議を受けた球審のボブ・デービッドソンは「アウト」と、あっさり判定を覆したのである。
この判定は、当時の日本代表を率いた王貞治監督も「野球がスタートしたアメリカで、こんなことがあってはいけない」と苦言を呈したほど、日米で大きな波紋を呼んだ。
井端氏は「あのときチャレンジ(リプレー検証)あったらどうだったんだろう?」と里崎氏に振ると、「チャレンジあったら、そりゃセーフですよね」と答え、当時はまだ現在のような”チャレンジ・ルール”がなかったことを嘆いた。
里崎氏は「見たことなかったですからね。三塁塁審が(判定を)変えるなら分かるけど、主審が変えるなんて」と語り、当時の思いを今でも忘れることができないようだった。
構成●THE DIGEST編集部
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井端氏が「国際試合も、だいぶストライクゾーンが厳しくなってきましたね」と言うと、里崎氏は「(第1回の)2006年はアウトコースが極端に広かった」と、第1回の優勝キャッチャーは当時を懐かしんだ。すると、同氏は「あとタッチアップがアウトになる」とジョークを飛ばした。
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里崎氏は「見たことなかったですからね。三塁塁審が(判定を)変えるなら分かるけど、主審が変えるなんて」と語り、当時の思いを今でも忘れることができないようだった。
構成●THE DIGEST編集部
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