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「もはや一時的な不振ではない」3大会連続の1次R敗退に終わった韓国代表を母国メディアが酷評!「日本がどれだけ強くなったか」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.13

3大会連続で1次ラウンド敗退となった韓国代表。中国戦を前に屈辱の結果がつきつけられた。(C)Getty Images

 屈辱の結果に母国メディアからも嘆きの声が上がっている。

 3月13日、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、東京ドームで1次ラウンド「プールB」第4戦のオーストラリアvsチェコを実施し、これに8対3で勝利した前者の準々決勝進出が決定。この結果により、韓国は中国との最終戦を待たずして2013年の第3回、17年の第4回に続く3大会連続の1次ラウンド敗退が決まった。

 またしても準々決勝に勝ち進めなかった韓国代表の結果を受け、母国の大手ニュースサイト『スポーツ朝鮮』は、「WBCで3大会連続の敗退、何が問題なのか」と題した記事を掲載。「韓国野球代表チームが再びWBCで屈辱を味わった」と書き始め、「もはや一時的な不振ではなく、韓国野球全体の問題だ」などと厳しく批評を行なっている。

 また、「ショックで悲惨な成績だ」と記した同サイトは、開幕前の移動が米国→韓国→日本と忙しく、代表選手のコンディションが悪化していたという話を取り上げると、「もちろん、これも言い訳だ」とバッサリ。「"ライバル"の日本がどれだけ強くなったか、KBOリーグで見られないレベルの選手がこんなにも多いのかと痛感している」と今大会を振り返った。
 
 さらに、「投手陣の実力差はもちろん、大きな試合での戦略、選手起用、基本的な技量などで弱みが露呈していた」と分析を続けると、止まらない近年の不振ぶりに触れ、「プレッシャーがそのまま毒となって返ってきた」とも指摘。記事の最後では、韓国野球の関係者たちへ向けて、「一から考え直していくことが必要だ」との言葉で締め括られている。

 東京五輪でもメダル獲得を逃すなど、長らく国際大会での低迷が続く韓国代表。なお、中国との最終戦は19時から始まっており、現在2回を終え4対2と韓国がリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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