侍ジャパン

人気急上昇のヌートバーを米放送局が特集。“ペッパーミル”の流行にも熱視線「今ではファンが本物を持参している」

THE DIGEST編集部

2023.03.14

侍ジャパンに不可欠なリードオフマンとなったヌートバー。“ペッパーミル”パフォーマンスも大きなムーブメントを巻き起こしている。写真:鈴木颯太朗

 日本国内での人気急上昇が"海の向こう"でも話題となっている。現在開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日系選手初の侍ジャパン入りを果たし、すっかり日本ファンの心を掴んだラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)だ。

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 日本が全勝突破を果たした1次ラウンドでは、中国との初戦から4試合連続安打を放ち、続く韓国戦からも3試合連続打点をマークするなど、打率.429、出塁率.579、長打率.429、OPS1.008と好調を維持しているヌートバー。センター守備でもスーパーキャッチを繰り出し、気迫溢れるプレーでチームを力強く牽引している。

 これを受け、現地時間3月12日には、米スポーツ専門局『CBS Sports』が、一本の特集を掲載。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の圧倒的なパフォーマンスに触れつつ、「日本には、WBCで輝きを放つ選手がもう一人いる」とし、日本列島に"フィーバー"を巻き起こしているヌートバーの存在が紹介された。

 記事内では、「チームジャパンと日本のファンは、ヌートバーを心から受け入れている」と言及すると、その人気ぶりに注目。「練習中、選手たちが彼の愛称である"たっちゃん"と日本語で書かれたTシャツを着用し、東京ドームの1次ラウンドでは、『ヌー!ヌー!ヌー!』という掛け声が飛び交っていた」と伝えている。

 また、ヒットを打った直後に見せる"ペッパーミル・パフォーマンス"の大流行にも触れ、「ヌートバーがカーディナルスで行なっていたペッパーグラインダーのセレブレーションは話題となり、ファンが本物を持参して試合に臨むようになった」と報道。今大会で際立つ存在となった25歳に対し、熱い視線を注いでいるようだ。

 16日に東京ドームで行なわれるイタリアとの準々決勝以降も、活躍が期待されるヌートバー。今後もそのプレーぶりから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部
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