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侍ジャパン

ダルビッシュ有が“一発勝負”の準々決勝突破へ「今まで通りの準備」を強調「結果はコントロールできない」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.14

ダルビッシュは準々決勝イタリア戦に向けて、いつも通りの準備の大切さを語った。写真:梅月智史

ダルビッシュは準々決勝イタリア戦に向けて、いつも通りの準備の大切さを語った。写真:梅月智史

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドを4戦全勝で突破し、プールBトップ通過を果たした侍ジャパン。3月16日の準々決勝イタリア戦に向けて、14日は東京ドームで全体練習を行なった。練習後、ダルビッシュ有が記者会見に応じている。

 イタリアの特徴について問われたダルビッシュは、「全体的に調子が良い選手がいるので、チームとしてすごくまとまっている」と話し、「自分でも少しは見ていますが、ミーティングもあるので今日から深く見ていきたい」と多くは語らなかった。

 勝負のキーポイントについても「今まで通り準備をしっかりして集中することが大事」と指摘する。「先に結果を求め過ぎるとおかしくなるので、今まで自分たちがやってきたことを信じて、しっかりやることが大事」と、“いつも通りの準備”を強調した。

 連日、報道が過熱する侍ジャパン。応援グッズは即売、サイン会には大勢のファンが詰めかける“侍フィーバー”には「選手としても注目されるのはすごく素晴らしいし、光栄なこと」と言うと、「幸せに感じている」と、ファンに感謝を述べた。
 
 これからは負けたら終わりの一発勝負となる。1次ラウンドよりもシビアな展開になるが、「結果はコントロールできないので、コントロールできないならその過程や準備をしっかりするだけ」と、ベテラン右腕は泰然自若に構える。

 ダルビッシュは「個人、個人が今までの経験で最適な場面を導き出すと思う」と言及し、「その過程をしっかりやれば、結果がどうであれ大丈夫だと思います」と、チームメイトへ全幅の信頼を寄せた。

 明日15日から、いよいよWBCは準々決勝がスタート。侍ジャパンは16日に激戦のプールAを勝ち上がってきた欧州の新興国イタリアと激突する。

構成●THE DIGEST編集部

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