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侍ジャパン

なぜ試合直前に!? アメリカと“決定していた”侍ジャパンの準決勝の日程変更が波紋「会見が開かれること自体、不自然」

THE DIGEST編集部

2023.03.16

アメリカで実施される準決勝の組み合わせが大会期間中に変更される異例の事態が物議を醸している。(C)Getty Images

アメリカで実施される準決勝の組み合わせが大会期間中に変更される異例の事態が物議を醸している。(C)Getty Images

 3月16日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の主催者であるメジャーリーグ機構(MLB)が記者会見を開催。日本代表が準決勝に進出した際の対戦相手がメキシコvsプエルトリコの勝者に変更となることが決まった。

 突然の変更だった。当初、侍ジャパンが16日のイタリア戦に勝利した場合、米フロリダ州マイアミで行なわれる準決勝で、アメリカ代表と対戦する予定となっていた。大会前にWBCの公式ホームページに掲載された組み合わせ表には、「日本とアメリカともに1次ラウンドの順位に関係なく準決勝に進出すれば20日(日本時間21日)に対戦する」と注釈があった。しかし、ここにきて日程が変わったのだ。

 事前に掲載されていた注釈も不自然に削除されており、SNSやネット上ではさまざまな憶測を呼んでいる。そんな決定について会見に出席したMLBのチーフオペレーションのクリス・マリノック氏は「それは誤った情報。アメリカと日本がどのような勝ち上がり方であろうと、準決勝で戦うというのは誤りだ」と説明した。
 
 さらに同氏は「アメリカがプールCの1位になったときは、日本と戦う可能はあった。だがアメリカが2位となったため、日本と戦う可能性はなくなった」と断言。「日本のプールに関する日程は変更しません。ベネズエラ、アメリカのプールが流動的だった」とも補足したが、経緯などに関する詳細についてはしどろもどろだった。

 MLB側の突然の発表にSNSでは「対戦相手がどうなるかについて会見が開かれること自体、不自然ですよね。最初から明らかでなければおかしい」「アメリカと対戦するのは準決勝固定と聞いていましたが、これはビックリ」「有力選手たちの出場も増えてきてるのに、ここは改善すべきだ」といった意見が噴出している。しばらくは波紋を広げそうだ。

構成●THE DIGEST編集部


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