二刀流スターの“ショウタイム”に東京ドームも沸いた。
3月16日に行なわれているイタリアとのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝に、日本代表の大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が「3番・DH兼投手」で先発登板。序盤3イニングを無失点で切り抜ける上々の滑りだしを見せた。
「ウォリャッ!」
「アアッ!」
「イヤッ!」
一球を投げるごとに大谷の甲高い叫び声が響き渡った。
文字通りの熱投となった大谷。投げているボールは圧巻の一語だ。昨季のレギュラーシーズンに決め球として多投したスライダーを中心にイタリア打線をことごとく翻弄。冴えわたったのはスライダーだけでなく、2回には相手主砲のパスカンティーノを164キロのストレートで空振り三振に切って取ると、2死無塁で迎えた7番のフリシアは147キロのスプリットで空振り三振とした。
背番号16の気迫のこもった投球には球場も鼓舞され、どんどんとボルテージが高まっていき、異様な雰囲気となった。イタリアにとってはまさに完全アウェーの状況と言えるだろう。ちなみにこの光景をアメリカの中継で目の当たりにしたエンジェルスの専属カメラマンを務めるソト氏は「完全な沈黙の後にオオタニの100マイル以上の速球を見た観客が熱狂する。私はこの光景が大好きだ」と興奮気味に自身のツイッターに投稿している。
なお、試合は3回表を終了してスコアレスで進行。80球の球数制限があるなかで、大谷は3回を31球と上々のペースで投げている。
構成●THE DIGEST編集部
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3月16日に行なわれているイタリアとのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝に、日本代表の大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が「3番・DH兼投手」で先発登板。序盤3イニングを無失点で切り抜ける上々の滑りだしを見せた。
「ウォリャッ!」
「アアッ!」
「イヤッ!」
一球を投げるごとに大谷の甲高い叫び声が響き渡った。
文字通りの熱投となった大谷。投げているボールは圧巻の一語だ。昨季のレギュラーシーズンに決め球として多投したスライダーを中心にイタリア打線をことごとく翻弄。冴えわたったのはスライダーだけでなく、2回には相手主砲のパスカンティーノを164キロのストレートで空振り三振に切って取ると、2死無塁で迎えた7番のフリシアは147キロのスプリットで空振り三振とした。
背番号16の気迫のこもった投球には球場も鼓舞され、どんどんとボルテージが高まっていき、異様な雰囲気となった。イタリアにとってはまさに完全アウェーの状況と言えるだろう。ちなみにこの光景をアメリカの中継で目の当たりにしたエンジェルスの専属カメラマンを務めるソト氏は「完全な沈黙の後にオオタニの100マイル以上の速球を見た観客が熱狂する。私はこの光景が大好きだ」と興奮気味に自身のツイッターに投稿している。
なお、試合は3回表を終了してスコアレスで進行。80球の球数制限があるなかで、大谷は3回を31球と上々のペースで投げている。
構成●THE DIGEST編集部
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