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「もはや日本に弱点なし!」不振に喘ぐ村上宗隆の“鮮烈な復活劇”に韓国メディアも敏感反応!「1番から7番まで本塁打が打てるなんて…」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.17

今大会初のタイムリーに笑みがこぼれる村上。準決勝でも快音を響かせるか。(C)REUTERS/AFLO

 3月16日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝が開催され、日本代表は東京ドームでイタリアと対戦。3回裏に4点を先行して優位に試合を進め、9対3の快勝を収めた。チームはすでに次なる決戦の地、マイアミ(米国)へと移動している。

 侍ジャパンのファンにとって朗報となったのが、不振に喘いでいた村上宗隆の復活だ。1次ラウンドの4試合では4番を託されたが、14打数でわずか2安打の7三振、打率.143と期待に応えられなかった。

 そして迎えたイタリア戦、栗山英樹監督は村上の打順をひとつ下げて5番サードに指名。第1打席の見逃し三振、第2打席の四球を受け、日本の4対2で臨んだ第3打席だった。無死一、二塁で打席に立つと、代わったばかりの相手投手ニットーリの初球を鮮やかにインパクト。打球はグングンと伸びてセンターオーバーのタイムリー二塁打となり、塁上で派手なガッツポーズも飛び出した。

 さらに7回裏の第4打席でも二塁打を放ちマルチヒットを記録。3打数2安打1四球3得点1打点とチームの勝利に小さくない貢献を果たした。

 そんな村上の復活劇を大々的に報じたのが、韓国メディア『SPOTV News』だ。「不調の村上まで2安打。もはや日本に弱点はない!」と題して、次のようにレポートしている。
 
「4連勝した日本にとって唯一の悩みは、4番バッターの村上だった。チャンスで一向に快音が聞かれず、活火山のごとく爆発した日本打線にあってひとり取り残された印象が拭えない。前を打つ大谷翔平の存在の大きさが影響しているとの分析もあったほどだ。

 だが、イタリア戦では5番に入って見事な打棒を披露した。2本の二塁打はともに圧巻。打率が1割台にまで落ち込んでいた村上まで復活を遂げた日本は、さらに"完璧な戦力"へと進化した。投手陣はいずれも切れのあるボールを投げ、打者陣は1番から7番までホームランを打てる実力者が居並ぶのだから、対戦相手にとっては脅威だ」

 そして同メディアは「それでもまだ荒削りな部分がある日本。今後どこまで上昇するのか、期待したいところだ」との一文で締めくくっている。

 いよいよ決戦の舞台はMLBの本拠地・アメリカへ移る。日本は準決勝でプエルトリコvsメキシコの勝者と対戦。日本時間の3月21日、午前8時の試合開始だ。

構成●THE DIGEST編集部

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