３月16日、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）準々決勝で日本代表はイタリアを９対３で下し、ベスト４進出を決めた。１次ラウンドから全５試合で不敗を誇る侍ジャパンの“キーパーソン”のひとりとして、ラーズ・ヌートバー（カーディナルス）が挙げられる。

　「１番・中堅」として全試合でスタメン出場し、常にチームの中心にいたヌートバー。リードオフマンとして攻撃で流れを掴むだけでなく、守備ではファインプレーで投手を盛り立てた。
【WBC PHOTO】ペッパーミルフィーバーで日本をひとつに！ラーズ・ヌートバーを大特集！

　連日、東京ドームには「ヌ～～～」というファンの声援が響いたほか、彼が侍ジャパンに広めた“ペッパーミルパフォーマンス”は、いまや日本の津々浦々まで浸透している。愛くるしい笑顔でファンの心をキャッチした25歳だが、準決勝を前にファンは“ヌートバーロス”に陥っているようだ。
  　準決勝、決勝の舞台は米マイアミで開催されるため、彼のプレーを当面、直接見ることは出来ない。そのため、ベスト４進出が決まった直後から、早くもSNSではヌートバーの勇姿に思いを寄せる、以下のようなコメントが数多く呟かれた。

「このまま日本にいればいいのに」
「もう日本で見られないかと思うと寂しい…」
「ヌートバーは大変な物を盗んでいきました。ファンの心です」
「たっちゃんとお別れなんて、もう #たっちゃんロスの予感」
「日本での凱旋まってる」

　日本を離れ、決戦の舞台に乗り込んだ侍ジャパン。生で観られない寂しさはあるものの、テレビ越しに世界一奪還を目指す彼らを応援したい。

構成●THE DIGEST編集部

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