侍ジャパン

MLB公式が“過去最強”の侍ジャパンを「史上最も支配的なチーム」と断言! 東京Dを連日満員にした応援にも関心「魅力的な時間」

THE DIGEST編集部

2023.03.17

MLB公式も優勝候補に推す侍ジャパン。大谷(左)とヌートバー(右)の活躍に注目していた。写真:鈴木颯太朗

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は4強のうち、日本とキューバの進出が決まった。残り2チームが今週末のゲームで決まる。

 準決勝の対戦カードはキューバがベネズエラ(プールD1位)対アメリカ(プールC2位)の勝者と、日本はメキシコ(プールC1位)対プエルトリコ(プールD2位)の勝者と激突。決勝は現地21日19時となっている。

 野球世界一を決める大会も大詰めを迎える3月16日、MLB公式サイト『MLB.com』は、ここまで勝ち残ってきた6チームを紹介した記事を配信した。そのなかで、日本代表については「このチームを止められるだろうか?」と、投打で高いレベルを誇る侍ジャパンを最も優勝に近いチームだと言及している。

 同メディアは「いまの日本がWBC史上最も支配的なチームだ」と断言。「ショウヘイ・オオタニという地球上で最もエキサイティングな選手を擁し、日系人のラーズ・ヌートバーは攻守で大活躍を見せ、日本の英雄になった」と記し、1次ラウンドMVPに輝いた大谷と、リードオフマンとしてチームを牽引したヌートバーの活躍を紹介。

 また、連日東京ドームを満員にする日本のファンの熱心な応援にも触れ、「日本代表の選手たちは東京ドームに詰めかけたファンのおかげで、試合の最初から最後まで魅力的な時間を過ごしている」と、応援グッズを身にまとい熱烈に侍ジャパンを応援する日本人の姿を伝えている。
 
 あと2試合に勝てば、日本は3大会ぶりの頂点に輝く。同メディアは、「その可能性は大いに高い」と言及。「過去、日本のベストチームといえば…きっと、このチームのことを言うに違いない」と、日本国内でも"過去最強"と称される侍ジャパンを今大会のベストチームに指名した。

 ベースボールに目が肥えたMLB識者から高い評価を下された侍ジャパン。チームは3月16日に行なわれた準々決勝でイタリアに勝利した直後、すぐにアメリカに向けて出発。そして、現地17日に決勝ラウンドが開催されるマイアミに無事到着。21日の準決勝に備える。

 14年ぶりの歓喜は訪れるのか。負けられない戦いが続く侍ジャパンは、大きな山場を迎える。

構成●THE DIGEST編集部

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