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侍ジャパン

「あんな走る姿見たことない!」侍J逆転サヨナラの口火切った大谷翔平の”ヘルメット投げ”に元巨人投手も興奮!「嬉しいね」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.21

9回に逆転のきっかけとなる二塁打を放った大谷は塁上で雄叫びをあげた。(C)Getty Images

9回に逆転のきっかけとなる二塁打を放った大谷は塁上で雄叫びをあげた。(C)Getty Images

 日本が誇る”異才”が、14年ぶりの決勝進出の呼び水となった。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝、日本代表対メキシコ代表が米マイアミにあるローンデポ・パークで行なわれ、日本が9回に村上宗隆がタイムリー二塁打を放ち、サヨナラ勝ち。スター軍団・アメリカ代表が待つ決勝に駒を進めた。

 日本が4対5と1点をリードされて迎えた9回。メキシコは守護神ジョバニー・ガイェゴスがマウンドに立ち、逃げ切りを図った。

 対する日本の先頭打者は大谷翔平が入った。すると、初球をいきなり右中間へ弾き返すすと、大谷はヘルメットを自ら脱ぎ捨て二塁へ全力疾走。塁上で、大谷は日本ベンチに向かって両手を突き挙げて叫び、逆転への口火を切った。

 大谷の好走塁で勢いに乗った日本は、続く吉田正尚が四球を選び無死一、二塁にすると、ここまでチャンスで一打が出なかった若き主砲・村上が3球目のストレートを振り抜き、打球はセンターの頭上を越すフェンス直撃のタイムリー二塁打となり、劇的なサヨナラ勝ちにつながった。
 
 試合を中継した「TBS」で解説を務めていた槙原寛己氏は、逆転のきっかけとなった大谷の走塁について「大谷があんなにヘルメットを飛ばして走る姿なんて見たことない」と興奮していた。

 大谷が二塁上で日本ベンチに向かって煽るようなジェスチャーには「ベンチに大アピールですね」と大谷の気迫に圧倒されたが、「嬉しいですよね。こんなに全力で」と喜んだ。同じく解説を務めていた佐々木主浩氏も「すごい集中力」と感嘆していた。

 大谷の鬼気迫る走塁でサヨナラ勝ちにつなげた侍ジャパン。3大会ぶりの世界一奪還へ、いよいよあと1つだ。

構成●THE DIGEST編集部

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