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侍ジャパン

「子どもや学生は絶対に真似しないで!」小指骨折も強行出場した源田壮亮が本心からの訴え!痛みに耐えながらプレーした理由は?【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.24

右手小指を骨折しながらも鉄壁の守備で金メダルに貢献した源田。(C)Getty Images

右手小指を骨折しながらも鉄壁の守備で金メダルに貢献した源田。(C)Getty Images

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、14年ぶりに世界一を奪還した日本代表。右手小指を骨折しながら優勝に貢献した源田壮亮(西武)は3月24日、日本テレビ系の「スッキリ」に生出演し、その時の想いを語った。

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 守備力に定評のある彼がアクシデントに襲われたのは、3月10日に行なわれた1次ラウンド2戦目の韓国戦の3回だ。牽制球で二塁へ頭から戻った際に、右手小指を負傷してしまった。チェコ戦、オーストラリア戦ではメンバーから外れたものの、準々決勝のイタリア戦からスタメンに戻り、鉄壁の守備を見せた。そんな源田は、当時を以下のように振り返った。

「侍ジャパンのスタッフや栗山監督とも話しましたし、西武ライオンズとも色々話して、メディカルチームを含め、日本の最高峰の方にサポートして頂いて、なんとか試合に出られるまでになりました」
 
 怪我をおして出場した名手だが、「でも子どもや学生は絶対に真似しない方がいい」と訴えかけたうえで、今大会にかけた想いを語った。

「WBCは野球人なら誰もが憧れる大会。今回、栗山監督に先行発表の12人に選んで頂いて、絶対に優勝の時にショートを守るって決めていた。『絶対に負けないぞ』と思っていた」

 テーピングを施し、さらには痛み止めを飲むなど手段を選ばずして金メダルを掴み取った30歳は、「達成感も凄いありましたし、人生で一番嬉しかったです」と感慨深げに話す。

 今後については、「これから球団と話し合う」と口にしたうえで、「そこまでしてでも、僕は今大会にかけていたので、とにかく優勝で終われて良かったです」と喜びを噛み締めた。

構成●THE DIGEST編集部

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