第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は侍ジャパンの14年ぶり3度目の優勝で幕を閉じたが、米メディア『The Athletic』では次回2026年大会のパワーランキングを独自に予測している。
【WBC PHOTO】オオタニ、トラウトだけじゃない! 各国のスタープレーヤーを一挙紹介!!
現地3月24日に掲載された記事において、同メディアは今大会の結果により2026年大会への自動出場権を獲得した国を独自の目線でランク付けしている。今後3年間での選手の成長(あるいは衰退)などを加味して、出場が決定している16か国を7つのグループに分類している。
同メディアはまず、次回大会の優勝候補に推す4強として、日本、米国、ドミニカ共和国、ベネズエラの4か国をティア1として列挙。現王者の日本は、「世界で2番目に優れたプロリーグを持ち、定期的にMLBに選手を輩出して大谷翔平やダルビッシュ有のような数人のスター選手がいる」とその強さの理由を紹介。さらに、「日本の選手リストの大部分は30歳以下で構成されており、このチームは3年後も同じように強いはずだ」と次回大会でも「勝つべきチーム」であるとしている。
一方で、連覇に届かなかったアメリカについては「他のチームは最高の投手をリストに載せられたが、アメリカはエース級を納得させられなかった」と、マイク・トラウトやノーラン・アレナードといった強打者が並んだ野手陣に比べ、投手陣の脆弱さを指摘。ジェイコブ・デグロム、コービン・バーンズといった好投手によるローテーションが形成できれば、他チームの脅威になるが、「それはまだ起こっていない」と投手陣をいかに強化できるかが王座奪回へのポイントだとしている。
また優勝候補になり得るティア2には、3年後にやや現メンバーの高齢化が指摘された8強のプエルトリコ、準決勝で日本と対戦し4強入りが"サプライズ"と評されているメキシコがランクイン。さらに今後の可能性を持つティア3として韓国、カナダが入り、今大会で4強入りしたキューバはティア4の9番目となっているが、トッププレーヤーの亡命によって多くの才能が流出しているにもかかわらず「まだ準決勝に残っている」ことは、驚きの結果だとしている。
同メディアが発表したランキングは以下の通り。
■ティア1
1 日本
2 米国
3 ドミニカ共和国
4 ベネズエラ
■ティア2
5 プエルトリコ
6 メキシコ
■ティア3
7 韓国
8 カナダ
■ティア4
9 キューバ
■ティア5
10 イタリア
11 イスラエル
12 パナマ
■ティア6
13 オランダ
14 豪州
■ティア7
15 イギリス
16 チェコ共和国
多くのスター選手の参加によって大きな盛り上がりを見せた2023年大会。3年後にはさらなる熱狂が生まれているのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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一方で、連覇に届かなかったアメリカについては「他のチームは最高の投手をリストに載せられたが、アメリカはエース級を納得させられなかった」と、マイク・トラウトやノーラン・アレナードといった強打者が並んだ野手陣に比べ、投手陣の脆弱さを指摘。ジェイコブ・デグロム、コービン・バーンズといった好投手によるローテーションが形成できれば、他チームの脅威になるが、「それはまだ起こっていない」と投手陣をいかに強化できるかが王座奪回へのポイントだとしている。
また優勝候補になり得るティア2には、3年後にやや現メンバーの高齢化が指摘された8強のプエルトリコ、準決勝で日本と対戦し4強入りが"サプライズ"と評されているメキシコがランクイン。さらに今後の可能性を持つティア3として韓国、カナダが入り、今大会で4強入りしたキューバはティア4の9番目となっているが、トッププレーヤーの亡命によって多くの才能が流出しているにもかかわらず「まだ準決勝に残っている」ことは、驚きの結果だとしている。
同メディアが発表したランキングは以下の通り。
■ティア1
1 日本
2 米国
3 ドミニカ共和国
4 ベネズエラ
■ティア2
5 プエルトリコ
6 メキシコ
■ティア3
7 韓国
8 カナダ
■ティア4
9 キューバ
■ティア5
10 イタリア
11 イスラエル
12 パナマ
■ティア6
13 オランダ
14 豪州
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