大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が、球界の“頂上決戦”を制し、ひと際の注目度を集めている。
【動画】「まるで漫画だ」世界一を懸けた大谷翔平vsトラウトの”初対決”を全球チェック
去る3月21日に幕を閉じたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、日本代表が決勝でアメリカ代表を3対2で撃破。大接戦をモノにして14年ぶり3度目の世界一に輝いた。
日本による史上最多3度目の戴冠に大きく貢献したのが大谷だ。WBC初出場となった天才は当たり前のように二刀流をこなし、打っては打率.435、1本塁打、OPS1.345をマーク。投げても決勝の中継ぎ登板を含む3試合(9.2回)に投げ、防御率1.86、WHIP0.72と圧巻のパフォーマンスを披露。堂々のMVPに選出された。
アメリカの指揮官マーク・デローサも「彼のしていることを、あのレベルでこなせる人はいないと思う」と脱帽したように、6年ぶりに開催された世界大会での図抜けた活躍によって大谷の声価は、これまで以上に“野球の本場”で高まった感がある。一方で、いまだその価値を認めない識者がいるのも事実だ。
現在、一部ファンや識者の間で物議を醸しているのは、米名物コメンテーターであるマイク・フランセサ氏の発言だ。ニューヨークのラジオ局『WFAN』などで30年以上もホストを務めている同氏は、現地3月24日に公開となったポッドキャスト番組「Bet Rivers」に登場。そこで「オオタニについても話さないといけない」とし、次のように持論を展開した。
「私は彼が史上最高の選手だということに少しも同意しないよ。なぜなら彼がそう言われるだけのことをしたとは思わないからだ。全く馬鹿げている。申し訳ないがね。オオタニがどうのこうのと言う前に、ベーブ・ルースが何をしたかを調べてくれよ」
昨季に大谷は二刀流でベーブ・ルースですら成し遂げられなかった「投打での規定投球回到達」という偉業も成し得た。ゆえに一部のファンや識者の間で“史上最高の選手”と称されたわけだが、以前から大谷について「ヤンキースが彼と契約しなかったのはラッキーだ」と論じてきたフランセサ氏は真っ向から反対。そして、こう続けるのだ。
「レギュラーシーズン、ワールドシリーズ、キャリアの成績を見てみてくれ。それからベーブ・ルースの見せた攻撃力を見てくれ。いったいどうしてオオタニがベーブ・ルースより優れていると思えるんだ? 私に教えてくれ。そもそも比べることが無意味なんだ。多くの人々が愚かなことを言っている。本当に愚かなことだ」
大谷とルースの比較論は以前から絶えない。そのなかで刺激的なコメントとともに後者の優位性を訴えたフランセサ氏。歯に衣着せぬ発言で何かと波紋を呼ぶベテラン識者の今回の意見も賛否両論を巻き起こしそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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アメリカの指揮官マーク・デローサも「彼のしていることを、あのレベルでこなせる人はいないと思う」と脱帽したように、6年ぶりに開催された世界大会での図抜けた活躍によって大谷の声価は、これまで以上に“野球の本場”で高まった感がある。一方で、いまだその価値を認めない識者がいるのも事実だ。
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「レギュラーシーズン、ワールドシリーズ、キャリアの成績を見てみてくれ。それからベーブ・ルースの見せた攻撃力を見てくれ。いったいどうしてオオタニがベーブ・ルースより優れていると思えるんだ? 私に教えてくれ。そもそも比べることが無意味なんだ。多くの人々が愚かなことを言っている。本当に愚かなことだ」
大谷とルースの比較論は以前から絶えない。そのなかで刺激的なコメントとともに後者の優位性を訴えたフランセサ氏。歯に衣着せぬ発言で何かと波紋を呼ぶベテラン識者の今回の意見も賛否両論を巻き起こしそうだ。
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