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「他に誰がいる?」米辛辣記者が大谷翔平のMVPに太鼓判! “ジャッジ推し”からの手のひら返し「史上最高と証明する」

THE DIGEST編集部

2023.03.31

歴史的な活躍を続け、今まさに最盛期を迎えている大谷。ゆえに彼の活躍にはアメリカの“重鎮”ジャーナリストも期待を寄せる。(C)Getty Images

 投打で異次元の活躍を続ける男の娯楽は尽きない。ロサンゼルス・エンジェルスで6シーズン目を迎える大谷翔平だ。
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 現地3月30日にメジャーリーグが開幕。本拠地でオークランド・アスレティックスを迎え撃つエンジェルスは、開幕投手に2年連続で大谷を指名。すでに「二刀流」での先発は決定している。

 去る3月21日に幕を閉じたワールド・ベースボール・クラシックで世界一に輝いた侍ジャパン。多士済々だったメンバーのなかでもひときわ異彩を放った大谷だけに、早くも熱視線が注がれ、今季の飛躍が予想されている。

 その期待は辛口な米記者たちも膨らませる。米老舗紙『New York Post』の大ベテランで、辛辣な論説がカルト的な人気を博しているジョン・ヘイマン氏は、アメリカン・リーグのシーズンMVPを予想する記事内に「明らかなスーパースターがいる」として、昨季にリーグ新記録となる62ホーマーを放ったアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と大谷の名を列挙。そして、「私はオオタニに軍配をあげる。彼は史上最高の選手であることを証明するかもしれない」とした。
 
 昨シーズン中はジャッジの快進撃を受け、「(二刀流は)真の価値よりも楽しさとショーのためにある」とも訴えていたヘイマン記者だが、今季は「オオタニの他に誰がいる?」と手のひら返し。そして大谷が今季終了後にフリーエージェント(FA)となる事実をふまえつつ、「彼はFAイヤーを迎えても、お金は微塵も気にしていないようだ」とし、次のようにも論じている。

「今年の彼はこれまでに見てきたなかで最も素晴らしく、最も才能を持った選手となる可能性が高い。いずれはバッティングか、ピッチングのどちらかを諦めなければいけない時は来る。だが、その時期がまだ来ていないのは明らかで、少なくとも今年は凄まじい1年を送るだろう」

 WBC制覇の立役者となり、球界での価値を高めた感のある大谷。天井知らずで飛躍を続ける彼がどこまでハイパフォーマンスを続けるかは興味深く見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部


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