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侍ジャパン

「野球の革命家だ」大谷翔平の“漫画のような人生”に賛辞止まず! 韓国ニュース局は「人間性まで備えている」と感嘆

THE DIGEST編集部

2023.03.28

WBCで頂点に立った瞬間にマウンドに立っていた大谷。大会MVPにも輝いた彼の活躍ぶりに対する賛辞がいまだ収まらない。(C)Getty Images

WBCで頂点に立った瞬間にマウンドに立っていた大谷。大会MVPにも輝いた彼の活躍ぶりに対する賛辞がいまだ収まらない。(C)Getty Images

 日本球界が誇る至宝、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)に対する注目度は、ここ1か月で世界的にも高まりを見せている。

 キッカケはもちろん、3月21日(現地)に幕を閉じた先のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)だろう。アメリカ代表との決戦を制した日本代表が快哉を叫んだ一大トーナメントにおいて、大谷は決勝でのクローザー登板などさまざまな名場面を創出。投打二刀流を当たり前のようにこなしながらのハイパフォーマンスに世界は酔いしれた。

 いまだWBCで大谷が生み出した熱狂の余韻は冷めていない。メジャーリーグの開幕が間近に迫るなかで、「彼は野球の革命家だ」と訴えたのは、韓国のニュース専門局『YTN』だ。

 同局は今大会の大谷の一挙手一投足について「大谷で始まり、大谷で終わったと言っても過言ではない」と強調。さらにメジャー移籍を果たした2017年からあらゆる功績を球界に残し、日進月歩で続けてきた成長ぶりについて「まさに漫画のような野球人生だ」と訴え、こう続けた。
 
「彼はまるで予言されていたかのように、高校時代に作成した曼荼羅チャートに記した自らの人生目標を達成している。そのチャート表に『人生が夢を作るんじゃない。夢が人生をつくるんだ』と記していた大谷の飛躍は、間違いなく綿密な計画と地道な努力によって支えられている」

 同局が指摘したように、高校時代に行なっていた取り組みがいまの大谷を形成したところは大きい。例えば、グラウンドに落ちているゴミを拾う所作は花巻東高校時代の恩師である佐々木洋監督の「人が捨てた運を拾い、ツキを呼ぶ」という教えからくるもので、メジャーの大スターとなった今も実践している。

 どれだけ声価を高めても、驕り高ぶる姿は見せず、日々淡々と努力を重ねる。ともすれば、“スターらしくない”と言える言動こそ大谷が世界中から愛される理由なのかもしれない。『YTN』もレポートの最後はこう締めくくっている。

「プレーヤーとして何ひとつ欠けることなく、人間性まで兼ね備えている大谷。彼の漫画の主人公のような振る舞いは、世界中のファンから尊敬を集めている」

構成●THE DIGEST編集部

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