現地3月30日、MLBの2023年シーズンが開幕した。ロサンゼルス・エンジェルスは敵地でオークランド・アスレティックスと対戦。侍ジャパンの一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝に貢献した大谷翔平は投手&3番・DHの二刀流で先発を飾った。
大谷はまさに獅子奮迅の快投ぶりを披露し、最速101マイル(162キロ)を叩き出した。6回93球を投げ、2安打、3与四球、10奪三振、無失点に封じ込んだ。打っては3打数1安打1四球で、チームは1対0とリードして終盤を迎えたが、昨季の再現を見るかのようにリリーフ陣が崩れて逆転を許してしまう。結局1対2で敗北し、大谷に勝利はつかなかった。
韓国でも高い人気と関心度を誇る大谷の開幕戦を、興味深くレポートしたのが全国紙『東亜日報』だ。アスレティックス戦で大谷が記録したふたつの歴史的レコードに注目し、驚きをもって紹介。次のように伝えている。
「1901年以降、開幕戦で二桁奪三振と無失点を記録した投手は26人いるが、大谷はそのなかで初めてチームが敗北した投手となった。さらに、開幕戦で投手として登板しながら故意敬遠(申告敬遠)を受けたのは、1923年のダッチ・リュサー以来だ。いきなり史上初と100年ぶりの記録を打ち出すのだから驚きである」
大谷にとってはかならずしも嬉しい新記録ではないが、同メディアは開幕戦から誇示したその千両役者ぶりに舌を巻いた。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】WBCのMVPに輝いた大谷翔平を特集!ペッパーミルパフォーマンスや笑顔など秘蔵ショット満載!
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大谷はまさに獅子奮迅の快投ぶりを披露し、最速101マイル(162キロ)を叩き出した。6回93球を投げ、2安打、3与四球、10奪三振、無失点に封じ込んだ。打っては3打数1安打1四球で、チームは1対0とリードして終盤を迎えたが、昨季の再現を見るかのようにリリーフ陣が崩れて逆転を許してしまう。結局1対2で敗北し、大谷に勝利はつかなかった。
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