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大谷翔平の「奪三振数」はルースの2.5倍! 強打者を凌駕するスーパースターの「投手成績」を偉人と徹底比較

THE DIGEST編集部

2023.04.01

30日のアスレティックス戦では10奪三振をマークした大谷。そんな彼の奪三振数はルースを大きく上回っている。(C)Getty Images

 現地3月30日に開催されたオークランド・アスレティックス戦で大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は2年連続で開幕投手という大役を見事に果たした。チームは1対2で逆転負けを喫したものの、6回(93球を投げ)、被安打2、与四球3、10奪三振、無失点の好投だった。

 本格的な"二刀流"として3シーズン目を迎える28歳は、約100年前に投打で世間を驚かせたベーブ・ルースと事あるごとに比較をされている。そして開幕の快投を受け、ドミニカメディア『Z101』でディレクターを務めるヘクター・ゴメス氏は、自身のTwitterで改めて偉人と大谷の投手成績を以下のように比べた。

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ルース        大谷
29-12   勝敗   28-14
2.49   防御率   2.91
355.2  イニング  355.2
269   被安打   265
140   与四球   121
176   奪三振   451
25    完投     0
4    完封    0
1.15   WHIP   1.09
 
 大谷と同じ355.2イニング時点で見た成績は、勝敗、防御率ともにルースの方が僅かに上回っており、完投、完封も複数回達成している。だが、奪三振数に目をあてれば、そんな偉人の約2.5倍も大谷が記録しているのだ。

 現代のスーパースターは、100マイルを超える速球をはじめ、スイーパー(横曲がりの幅が大きいスライダー)、急落するスプリット、カットボールなどあらゆる方向にボールを巧みに動かし、メジャー屈指の強打者らを翻弄させていることが分かる。

 次々と歴史を塗り替える背番号17。2023シーズンは始まったばかりだが、そんな彼の一挙手一投足から目が離せない。 

構成●THE DIGEST編集部

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