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藤浪晋太郎vs大谷翔平、10年ぶりの対決に米メディアが熱視線!開幕2戦目での先発に期待「フジナミは多くの機会を得る」

THE DIGEST編集部

2023.04.01

メジャー初登板を控える藤浪。大谷との10年ぶりの直接対決も注目されている。(C)Getty Images

メジャー初登板を控える藤浪。大谷との10年ぶりの直接対決も注目されている。(C)Getty Images

 現地時間4月1日、いよいよ藤浪晋太郎(オークランド・アスレティックス)がメジャー初マウンドに上がる。それも、いきなり高校時代からのライバルである大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)との対決を迎えるのだ。

 3月30日、エンジェルスとの開幕戦を2対1で逆転勝ちしたアスレティックスは連勝を懸け、2戦目の先発に今季新加入の藤浪をぶつける。2月28日のオープン戦では投げ合いで終わった藤浪と大谷。開幕投手を務めた大谷は指名打者で出場する見込みで、打者・大谷としては今季初めて二人の直接対決が実現する。

 プロでの投手・藤浪vs打者・大谷は、2013年5月26日のセパ交流戦(甲子園)の1度だけ。当時は後者が3打数2安打で二塁打を2本放ったが、試合は7回1失点で前者が勝ち投手となっている。

 日本のスター同士の直接対決は、現地メディアも少なからず関心を注いでいるようだ。米ポッドキャスト番組『FantasyPros』のダン・トゥルスキー記者は今季のMLB注目選手にオープン戦5試合で3勝をマークした藤浪を挙げている。
 
 同記者は藤浪のメジャー初登板に向けて、「最速100マイルを超える速球をはじめ、スライダーやスプリットなど、特別な球種を持つ」と評し、「シンタロウ・フジナミは、日本で10シーズン活躍した。大舞台には不慣れだが、まだ28歳と若い」とまだまだ成長の余地は十分あると言及する。

 加えて、「アスレティックスのマーク・コッツェイ監督は、フジナミが4月1日のエンジェルス戦で先発2番手として登板することをすでに明言している。長期的に見て、アスレティックスの先発ローテーションで今季多くの機会を得るはずだ」と語気を強め、2戦目での登板は先発ローテーションの柱として藤浪に大きな期待がかけられている証だと説明した。

 10年ぶりに対峙する藤浪vs大谷。メジャーリーグで実現した二人の直接対決は、どんな結果になるのだろうか。試合は日本時間4月2日午前5時7分にプレイボールする。

構成●THE DIGEST編集部

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