待望のメジャーデビューが目前だ。
ニューヨーク・メッツの千賀滉大が現地時間4月2日(日本時間3日午前2時40分)、マイアミ・マーリンズ戦で先発する。30歳のルーキーは、敵地での開幕カードを締めくくるゲームでのスターターを担う。
プロキャリアは育成選手として歩み始めた千賀。そのなかでソフトバンクのエースに登り詰め、日本代表としても活躍、球界屈指の右腕として実績を積み、昨年オフに海外フリーエージェント権を行使して晴れて、MLB名門球団の一員となった。
現地での注目度も高まり続けている。米スポーツサイト『FanNation』では4月1日、「ニューヨーク・メッツでのデビューを心待ちにするコウダイ・センガ」と銘打った特集記事のなかで、バック・ショーウォルター監督のコメントも交えながら、期待を寄せる言葉を並べた。
そのなかで、「待ちに待ったセンガのMLBデビューが日曜日に実現し、この日本人先発投手はこれ以上ないほど興奮している」と記しており、「ここまで潜在能力と上昇志向を見せつけてきた。春季キャンプ最後の登板となった試合では、5回を無失点に抑えた」とオープン戦での内容を振り返っている。
さらに「センガはスプリングトレーニングの大半を、MLBとNPBの違いに慣れることに費やした」として、グラウンド内外で環境や文化の違いに適応する努力を続けてきたと指摘。そのうえで、千賀本人が「日本とは明らかに文化が違うし、何もかもが違う。だから、こっちのすべてに慣れるための期間だった」と語ったとしている。
また、記事のなかでバック・ショーウォルター監督は「センガがピッチクロックなど、新しいものに素早く適応したことに感銘を受けた」として、指揮官のコメントも掲載。「彼は、昨年マイナーリーグでプレーしていた何人かの選手よりも早く、(メジャーへの取り組みの)すべてを理解した。彼は物事を非常に早く理解するようだった」と千賀の対応を絶賛したという。
加えて、「ショーウォルター監督はもちろん、センガを実戦で見ることを熱望している」と初登板を心待ちにしていることを伝えており、指揮官は「彼の投球が良くても悪くても、これは彼にとっての新たなステップだ」として、メジャーデビューについて語っている。
メッツの背番号34、千賀滉大はローテーション4番手としてのマウンドを託された。日米で多くのファンが見守るなか、夢の実現の瞬間がもうすぐ訪れようとしている。
構成●THE DIGEST編集部
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プロキャリアは育成選手として歩み始めた千賀。そのなかでソフトバンクのエースに登り詰め、日本代表としても活躍、球界屈指の右腕として実績を積み、昨年オフに海外フリーエージェント権を行使して晴れて、MLB名門球団の一員となった。
現地での注目度も高まり続けている。米スポーツサイト『FanNation』では4月1日、「ニューヨーク・メッツでのデビューを心待ちにするコウダイ・センガ」と銘打った特集記事のなかで、バック・ショーウォルター監督のコメントも交えながら、期待を寄せる言葉を並べた。
そのなかで、「待ちに待ったセンガのMLBデビューが日曜日に実現し、この日本人先発投手はこれ以上ないほど興奮している」と記しており、「ここまで潜在能力と上昇志向を見せつけてきた。春季キャンプ最後の登板となった試合では、5回を無失点に抑えた」とオープン戦での内容を振り返っている。
さらに「センガはスプリングトレーニングの大半を、MLBとNPBの違いに慣れることに費やした」として、グラウンド内外で環境や文化の違いに適応する努力を続けてきたと指摘。そのうえで、千賀本人が「日本とは明らかに文化が違うし、何もかもが違う。だから、こっちのすべてに慣れるための期間だった」と語ったとしている。
また、記事のなかでバック・ショーウォルター監督は「センガがピッチクロックなど、新しいものに素早く適応したことに感銘を受けた」として、指揮官のコメントも掲載。「彼は、昨年マイナーリーグでプレーしていた何人かの選手よりも早く、(メジャーへの取り組みの)すべてを理解した。彼は物事を非常に早く理解するようだった」と千賀の対応を絶賛したという。
加えて、「ショーウォルター監督はもちろん、センガを実戦で見ることを熱望している」と初登板を心待ちにしていることを伝えており、指揮官は「彼の投球が良くても悪くても、これは彼にとっての新たなステップだ」として、メジャーデビューについて語っている。
メッツの背番号34、千賀滉大はローテーション4番手としてのマウンドを託された。日米で多くのファンが見守るなか、夢の実現の瞬間がもうすぐ訪れようとしている。
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