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豪快弾で“アンチ”を吹き飛ばす!? 大谷翔平が放った178キロの特大第1号に米記者も熱狂「オオタニが『なおエ』を黙らせる」

THE DIGEST編集部

2023.04.03

打った瞬間にそれを分かる特大の一発を放った大谷。集中力を研ぎ澄ませ、貫禄の打撃を見せた。(C)Getty Images

 目の覚めるような一発が飛び出した。

 現地4月2日に敵地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦で、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は「3番・指名打者」で先発出場。5回表の第3打席にセンターオーバーの特大の今季第1号を放った。

 直前の打席でマイク・トラウトが2ランホームランを放っていたために球場が騒然としていたなかでも、大谷は集中力を研ぎ澄ませた。そして、対峙したケン・ウォルディチャックが初球に投じたインローへの80マイル(約128.7キロ)の横滑りするスイーパーを強振。センター方向へと飛んでいった打球は瞬く間に飛距離を伸ばし、スタンド上部に直撃した。

 3回表の第2打席では2死一、三塁の絶好機で空振り三振を喫して凡退していた大谷。その鬱憤を晴らすかのような打球速度110.8マイル(約178.3キロ)の弾丸アーチは、現地ファンやメディアの度肝を抜いた。
 
 米スポーツ専門サイト『Barstool Sports』の名物記者であるジャレッド・カラビス氏は、「トラウトにオオタニが続いたぞ!」と興奮気味に自身のツイッターを更新し、「二人がTungsten Arm O’Doyleを黙らせる」と記した。

 熱狂的に綴られた「Tungsten Arm O’Doyle」とは、米国内で「なおエ(『なおエンジェルスは試合に敗れました』のネットスラング)」を表す造語だ。つまりカラビス記者はトラウトと大谷の"連弾"によって、エンジェルスに対するアンチ的な意見は吹き飛ぶと言いたいわけである。

 前日には11安打13得点で快勝していたエンジェルス。トラウトと大谷を軸にした打線の勢いはこのまま続くのか。興味深く見守りたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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