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MLB

吉田正尚の評価が急上昇! 打撃センスに「9000万ドルの2倍もの価値」と地元メディアが報道!「慣らし期間は必要なかった」

THE DIGEST編集部

2023.04.05

メジャー初本塁打を放った吉田はチームメイトから金のダンベルを渡され、祝福を受けた。(C)Getty Images

メジャー初本塁打を放った吉田はチームメイトから金のダンベルを渡され、祝福を受けた。(C)Getty Images

 今シーズンからボストン・レッドソックスに新加入した吉田正尚。開幕戦からすべて4番を任されている29歳の日本人に地元メディアの期待は日増しに高まっている。

 現地4月4日、地元放送局『NBC Boston』のジョン・トマセ記者は「マサタカ・ヨシダは5年総額9000万ドルという契約の2倍もの価値を認めさせた技術を披露している」とシーズン開幕から勝負強い打撃でチームに貢献している吉田のバッティング技術を称賛している。

 同記者は「ワールド・ベースボール・クラシックでの異次元の活躍を見ると、ヨシダがゼロからのスタートであることを忘れがちになる」と前置きすると、「メジャーに適応するための慣らし期間が必要なのだが、彼にはその必要がなかったようだ」と適応能力の高さに驚きを示している。

 続けて、「レッドソックスに入団して4試合のなか、ヨシダは契約した9000万ドルの2倍の価値を認めさせるほどの技術を披露している。月曜日のパイレーツ戦(7対6)で、彼はメジャー初本塁打を放った。96マイルの速球を逆方向へ放ったんだ」と本拠地グリーンモンスターを軽々と超えたホームランに興奮していた。
 
 さらに、同僚のアレックス・バードゥーゴは日本人スラッガーについて、「ヨシダへの期待は大きかったが、それ以上に応えている」と語った。「彼はWBCで期待に応えた。レッドソックスでも、いま期待に応えているね。彼は無理をしているようには見えないんだ。彼は快適そうに過ごしている」と同メディアに答えている。

 シーズン序盤から早くも、現地メディアやチームメイトから背番号7の打棒に大きな信頼が寄せられているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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