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中日・高橋宏斗、「米国に見つかったスプリット」で連敗ストップ&ヤクルト開幕連勝も止めた! 6回8K1失点の好投で今季初勝利!!

THE DIGEST編集部

2023.04.06

ヤクルト打線をホームラン1本による1失点に抑えた高橋。写真:滝川敏之

 WBCでアメリカを相手に奮闘した若き侍戦士が、本拠地のマウンドで躍動した。

 中日ドラゴンズの高橋宏斗が4月6日、バンテリンドームナゴヤでの東京ヤクルトスワローズ戦に今季初の先発登板。6回98球を投げ、被安打1、8奪三振、1失点の好投で勝利投手となった。中日が3-1の勝利を収め、連敗を4で止めている。

 高橋は1回表、2番・濱田太貴にソロアーチを浴び、先制点を献上するものの、その後3番・山田哲人、4番・村上宗隆のクリーンアップをいずれも140キロ台のスプリットで空振り三振に仕留め最少失点に抑える。すると、その後はWBC決勝でもアメリカ代表の主軸を翻弄した150キロ台のストレートとスプリットが冴えわたり、ヤクルト打線に1本のヒットも許さない。7回の攻撃で代打を送られ、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた高橋は結局、ホームラン1本による1失点に抑え切った。

 味方も高橋の力投に応えて、2回裏に龍空のタイムリーで同点に追いつくと、3回には福永裕基の犠牲フライで逆転。さらにカリステのタイムリーで3-1と突き放した。中日は7回から継投でヤクルトの反撃をかわした。

【動画】米国に見つかったスプリットで高橋宏斗が好投!

 ヤクルト打線を1安打にねじ伏せた高橋の力投を、試合を配信した「DAZN」もピックアップ。「アメリカに見つかったスプリット 次代のエース 高橋宏斗が5回まで7奪三振」と綴り、7番・サンタナをキレのある143キロのスプリットで空振り三振に打ち取ったシーンの動画を投稿。中日ファンを中心に、「高橋宏斗投手の投球素晴らしい」「はよ、メジャー行け」「ナイスピッチング!!」「エグい」「高橋君が無双すぎて怖い」「さすがすぎる」などと絶賛のコメントが寄せられている。

 連敗を4で止めるとともに、開幕から5連勝としていた首位のヤクルトを止めた中日。世界の舞台から舞い戻った20歳の若き右腕が頼もしき救世主となっている。

構成●THE DIGEST編集部
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