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「クレイジーだ」エンジェルス、またも本拠地でブーイング! 6点リードから衝撃の敗戦に怒りや呆れた声も「11点でも足りないのか?」

THE DIGEST編集部

2023.04.10

大谷、トラウトは好調をキープ。投手陣が問題か。(C) Getty Images

 大量リードからの逆転負けに本拠地のファンは憤りを見せている。

 ロサンゼルス・エンジェルスは現地4月9日、本拠地エンジェル・スタジアムでトロント・ブルージェイズと対戦。延長10回の末に11-12で敗れた。

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 ブルージェイズに対し1勝1敗で迎えた3連戦の最終戦。エンジェルスは初回にハンター・レンフローの2ランアーチなどで3点を先行。幸先のいい滑り出しを見せると、3回には大谷翔平が花巻東高の先輩・菊池雄星から本拠地での今季初アーチとなる第3号2ランホームラン。見逃せばインコースのボール球となるスライダーを、ものの見事に左中間スタンドへ叩き込んだ。

 4回にも好調のローガン・オホッピーにソロアーチが飛び出し6-0とリードしたエンジェルスだったが、救援陣がまたもや大崩れ。6回にブルージェイズ4番のマット・チャップマンに満塁アーチを許すなど、一挙6点を奪われ、同点とされると、7回には再びチャップマンに勝ち越しのタイムリーを許し、さらに3点を加点され10-6と突き放されてしまう。

 それでもエンジェルスは8回に1点を返すと、9回にはレンフローの適時二塁打で10-10の同点に追いつく粘りを見せる。しかし、タイブレークの延長戦では2点を先行されると、その裏の攻撃では1点差と迫り、さらに2死満塁で大谷が打席に入るも、最後はセカンドゴロに打ち取られゲームセット。球場内にはため息とともにブーイングも響いた。

 大谷の本塁打などで6点のリードを得ながら、またもやブルペン陣が打ち込まれ、2日前と同じく"なおエ"を絵に描いたような逆転負け。ファンのイライラも最高潮に達しており、敗戦を告げる球団公式の投稿には「クレイジーな試合だ」「11点獲ってもまだ足りないのか?」「ブルペンが死んでいる」「フィル・ネビン監督は間違った決定を続けている」「このチームが本物だとは思いたくない」「この不名誉なチームが嫌いだ」「ネビンをクビにしてくれ」「また"NAO-E"の状況だ…」など怒りや呆れ気味のコメントが、本拠地開幕戦での敗戦時を超える500件以上も寄せられている。

 ただし、今回は怒りの返信ばかりではなく、「攻撃はよかった。投手陣が…」「ブルージェイズと互角に戦えたことを誇りに思う」「チームが借金生活から回復する兆候が見える」などと前向きに捉える投稿も少なくなかった。

 大谷やトラウトの主軸のバットも出だしから好調なだけに、打線が繋がれば大量点につながる試合も増えてきたエンジェルス。あとは中継ぎ陣の出来次第といったところか……。

構成●THE DIGEST編集部
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