圧巻のパフォーマンスで今季２勝目を挙げた。

　現地火曜日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が本拠地でのワシントン・ナショナルズ戦に先発登板。７回を投げて６奪三振、わずか１安打に封じ込み、チームの連敗を止める２―０勝利に貢献した。６四死球と制球に苦しんでランナーを背負いながらも見事シャットアウト。打っても第２打席でレフト前ヒットを放ち、犠飛による１点へと繋げた。

　これで３試合・19回を投げて１失点と、防御率は驚異の0.47に。ア・リーグ全体４位で、３回登板した先発投手のなかではトップの数値だ。MLB通算30勝目をマークし、エンジェルスにおける10試合連続での２失点以下は、かのノーラン・ライアンが持つ９試合連続を50年ぶりに更新する新記録となった。
  　鮮やかなピッチングを受け、ツイッター上では「防御率0.47」がトレンドワード入り。「防御率0.47打率.300は瞬間的なものにしても歴史的過ぎる」「怪我と疲労さえ気を付ければ本当にサイヤング取りそう」「抑え投手か」「今シーズン出だし最高だな」「凄まじい数字」「異次元がすぎる！」「バケモンすぎて草」など大反響だ。

　大谷の次回登板は現地４月17日に予定されている。ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で共に闘った吉田正尚を擁するボストン・レッドソック戦で、MLBで初となる直接対決に注目が集まりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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