日本を、いや世界を幾度となく沸かせてきた「令和の怪物」が大注目の一戦で快投だ。
4月14日に本拠地ZOZOマリンスタジアムで行なわれたオリックス・バファローズ戦に、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が先発登板。相手エース、山本由伸との投げ合いに熱視線が注がれるなかで、7回(105球)を投げて11奪三振、無失点、被安打1という圧巻のピッチングを披露した。
序盤からギアは上がっていた。初回を三者連続三振で終えた21歳の右腕は、その後も160キロを超える威力ある4シームと変化の鋭いフォークを軸に三振を量産。4回にもふたたび三者連続三振を記録して2戦連続となる二桁に到達するなど奪三振ショーでオリックス打線を翻弄し続けた。
もっとも、昨年4月に日本記録の1試合19奪三振を含む完全試合をやってのけられたオリックスも意地を見せ、6回表に若月健矢が何とかヒットを記録する。がしかし、この日の佐々木はランナーを出してからも一切動じず。味方打線が4回裏に山本からもぎ取った得点を守り切った。
去る3月に日本の世界制覇で幕を閉じたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)においても、鵜の目鷹の目であるメジャースカウトの度肝を抜いていた佐々木。そんな若武者がまたしても見せた支配的な投球は、海外メディアや識者の注目の的にもなった。
MLB公式サイトでデータ関連の記事を執筆しているデビッド・アドラー記者は自身のツイッターを更新し、「朝5時にササキとヤマモトの日本での投げ合いを見れなかった人たちは残念だ。なにせ、ササキはもう手のつけようがないピッチングを見せている」と驚嘆。そして同じくMLB公式サイトのマイケル・クレア記者も「これは早起きをした甲斐があったってもんだね」とツイートし、佐々木の快投に賛辞を寄せた。
「ササキを相手にしている打者たちは文字通り当たるように祈っているように見えるよ。2回までに5奪三振を取れるスターだからね」
さらにWBC期間中に日本代表を追っていた米ポッドキャスト「WBC Central」のホストを務めたショーン・スプラドリング記者も「今夜の佐々木はアンタッチャブルだった」と称賛し、「今季の彼は2先発で被安打2、22奪三振だ。まだ21歳ということを考えても間違いなく地球上で最強の投手だ」と脱帽した。
アメリカは早朝5時に始まった試合だが、ファンを含めて多くの熱視線が注がれた一戦。注目されたなかで平然と凄まじい投球を見せつける佐々木のスター性は、やはり図抜けたものがある。
構成●THE DIGEST編集部
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【画像】侍ジャパンをさらなる高みへと導く"令和の怪物"、佐々木朗希を特集!
4月14日に本拠地ZOZOマリンスタジアムで行なわれたオリックス・バファローズ戦に、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が先発登板。相手エース、山本由伸との投げ合いに熱視線が注がれるなかで、7回(105球)を投げて11奪三振、無失点、被安打1という圧巻のピッチングを披露した。
序盤からギアは上がっていた。初回を三者連続三振で終えた21歳の右腕は、その後も160キロを超える威力ある4シームと変化の鋭いフォークを軸に三振を量産。4回にもふたたび三者連続三振を記録して2戦連続となる二桁に到達するなど奪三振ショーでオリックス打線を翻弄し続けた。
もっとも、昨年4月に日本記録の1試合19奪三振を含む完全試合をやってのけられたオリックスも意地を見せ、6回表に若月健矢が何とかヒットを記録する。がしかし、この日の佐々木はランナーを出してからも一切動じず。味方打線が4回裏に山本からもぎ取った得点を守り切った。
去る3月に日本の世界制覇で幕を閉じたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)においても、鵜の目鷹の目であるメジャースカウトの度肝を抜いていた佐々木。そんな若武者がまたしても見せた支配的な投球は、海外メディアや識者の注目の的にもなった。
MLB公式サイトでデータ関連の記事を執筆しているデビッド・アドラー記者は自身のツイッターを更新し、「朝5時にササキとヤマモトの日本での投げ合いを見れなかった人たちは残念だ。なにせ、ササキはもう手のつけようがないピッチングを見せている」と驚嘆。そして同じくMLB公式サイトのマイケル・クレア記者も「これは早起きをした甲斐があったってもんだね」とツイートし、佐々木の快投に賛辞を寄せた。
「ササキを相手にしている打者たちは文字通り当たるように祈っているように見えるよ。2回までに5奪三振を取れるスターだからね」
さらにWBC期間中に日本代表を追っていた米ポッドキャスト「WBC Central」のホストを務めたショーン・スプラドリング記者も「今夜の佐々木はアンタッチャブルだった」と称賛し、「今季の彼は2先発で被安打2、22奪三振だ。まだ21歳ということを考えても間違いなく地球上で最強の投手だ」と脱帽した。
アメリカは早朝5時に始まった試合だが、ファンを含めて多くの熱視線が注がれた一戦。注目されたなかで平然と凄まじい投球を見せつける佐々木のスター性は、やはり図抜けたものがある。
構成●THE DIGEST編集部
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