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「ユニークだ」敵地のファンも虜にした大谷翔平が生み出す“異例の光景”に米記者も驚き「日本のファンだけじゃない」

THE DIGEST編集部

2023.04.21

ボストンでの一戦では試合の前に行なわれたブルペンの投球練習を見ようと人だかりが。これも大谷の人気ぶりを物語る光景だった。(C)Getty Images

ボストンでの一戦では試合の前に行なわれたブルペンの投球練習を見ようと人だかりが。これも大谷の人気ぶりを物語る光景だった。(C)Getty Images

 文字通りの一挙手一投足に熱視線が注がれる大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。グラウンドでのプレーはもちろん、彼はグラウンド外でも常に話題となる。おそらく本人は意図していないだろうが、何気ない仕草などがトピックとなるのもスターたる所以だ。

 そんな二刀流戦士が生み出した“ある光景”に注目が集まった。キッカケとなったのは、米スポーツ専門局『ESPN』のジューン・リー記者のツイートだ。

 日頃からメジャーリーグの情報を熱心に伝えている同記者は、エンジェルスにとって敵地にもかかわらず、大谷のユニホームやグッズを身に着けたホームファンが多い点を「日本のファンだけじゃない。私はレッドソックスのキャップと大谷のユニホームを着ている人を見た」と驚きを持って伝えたのである。

 たしかにビジター球場でも大谷のグッズを手にしている人は多い。気の早いファンの中には、今オフのFA(フリーエージェント)移籍に備えてか、贔屓球団のユニホームに大谷の名をプリントしている人もいるほどだ。
 
 敵地であろうと好意的に受け入れられ、万人から愛されるのは大谷の日頃の所作の賜物である。それと同時に、野球に対して真摯に向き合い続ける彼の姿勢が、さまざまな娯楽が点在する現代においていかに尊いものであるかを示しているとも言えよう。

 そんな特殊な光景を目の当たりにしたリー記者は、次のように続けている。

「これは本当にユニークなことだ。少なくとも私はこのようなことを起こした野球選手は記憶にない」

 各国のスターが集うMLBにあって異彩を放つ大谷。その輝きはまだまだ人々の心を掴んで離さない。

構成●THE DIGEST編集部

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