ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間4月19日、敵地でのニューヨーク・ヤンキース戦に２番・DHで先発出場。３打数無安打１四球に終わった。

　１回表、第１打席の大谷は相手先発のネスタ―・コルテスが投じたスイーパーを初球で打ち上げ、ピッチャーフライに倒れた。
 　
　その裏、早くも試合は動いた。昨日、大谷のホームランをファインプレーでもぎとったアーロン・ジャッジがヒットで出塁。その後、エンジェルス先発のパトリック・サンドバルが四球からピンチを招き、５点を初回から失ってしまう。

　５点ビハインドで迎えたエンジェルス２回表の攻撃、第２打席で大谷に打順が回る。カウント２ー２からカッターに合わせるも、詰まった当たりでセカンドゴロになってしまう。
　
　５回表、エンジェルスが反撃に出る。６番ブランドン・デュルーリー、７番ルイス・レンヒーフォがヒットで出塁。８番ローガン・オホッピーのタイムリーヒットで１点を返し、１番テイラー・ウォードの犠牲フライで２点目を追加。２死一塁で大谷に第３打席が回るもセカンドゴロに打ち取られ、エンジェルスの反撃も２得点で終わってしまう。
　 　７回表、エンジェルスはオホッピーのタイムリーヒットで３対５と２点差まで追い上げる。２死二塁、第４打席の大谷は、カウント０－３から内角に外れたシンカーを見逃して四球で出塁した。しかし、後続が打ち取られ、この回は終了。

　その後、ヤンキースはさらにリードを広げて９対３で勝利した。エンジェルスはチャンスを生かすことが出来ずに２連敗。借金１となった。

　大谷は明日、ホームに戻ってのカンザスシティ・ロイヤルズ戦で先発マウンドに立つ。

構成●SLUGGER編集部