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大谷翔平の女房役が離脱でエンジェルスは“最大のピンチ”に。攻守で頼れるオホッピーが涙の負傷交代「背中が弾ける感覚」

THE DIGEST編集部

2023.04.21

エンジェルスの正捕手として台頭し、今季大活躍中のオホッピー(右)は、20日の試合で負傷退場となった。(C)Getty Images

エンジェルスの正捕手として台頭し、今季大活躍中のオホッピー(右)は、20日の試合で負傷退場となった。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の女房役が涙ながら負傷を強いられた。現地4月20日のニューヨーク・ヤンキース戦で「8番・捕手」でスタメン出場したローガン・オホッピーは、9回の第4打席目に左前安打を放った際に左肩を痛め、そのまま交代を余儀なくされた。

 相手5番手右腕のグレッグ・ワイサートの低めに外れたスイーパーを叩くように打ち返したオホッピー。打球は三塁線に抜けたが、痛さのあまりその場に転倒。その後になんとか一塁ベースに到達するもうずくまり、悔しさのあまりヘルメットを地面に叩きた。

 開幕からエンジェルスの正捕手を務めた23歳。若さらしからぬクレバーなリードで投手陣を牽引するだけでなく、打撃も好調で16試合で打率.283(53打数15安打)、4本塁打、13打点を記録。バッテリーを組む大谷も「優秀です」と称えるほどの頼もしき相棒だ。

 実は17日のボストン・レッドソックス戦の第1打席でも、同様に痛がるシーンがあった。引っ張った打球がファウルゾーンに転がった際に、痛みを主張していたのである。その際には、チームスタッフと相談のうえ試合に出場していたが、ここにきて再発したようだ。
 
 涙の負傷交代となった23歳は、試合後に「ボストンでも同様に、背中が弾ける感覚があった」と明かしらうえで、こう話した。

「2、3日中に再検査を受けることになる。一番つらいのは、この1年間この様なことが起きないようにあらゆる努力をしてきたことだ。深刻でないことを祈るばかりだ」

 昨季スタメンマスクを被ったマックス・スタッシーは、現在家族の緊急事態に加え、左腰の張りでチームを離脱中。そのため今季4試合で捕手を務めるマット・サイスが、若き正捕手の不在を補う見込みだ。早くも最大のピンチに陥った感のあるエンジェルス。仲間の奮起に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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