連日、MLBの舞台で驚異的なパフォーマンスを披露している大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）。現地時間４月26日のオークランド・アスレティックス戦では、今季６号本塁打を放ち、チームの11対３での勝利に貢献した。
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　そして、大谷は同カード３戦目となる27日のゲームで、今季６度目の先発登板が発表されている。投手成績はここまで、３勝０敗、防御率0.64という極めてハイレベルな投球を繰り広げており、「二刀流」のクオリティは高まるばかりだ。

　そんな二刀流スターと今後の対戦を控える他球団にとって、彼は脅威となるのは勿論である。現在ナ・リーグ中地区２位につけるミルウォーキー・ブルワーズの情報メディア『Reviewing the Brew』は、現地28日よりインターリーグとして行なわれるエンジェルス戦を前に、出場が有力視される背番号17のプレーを目の当たりにするファンの心情などを綴った。

　まず、同メディアは、本拠地でのエンジェルス戦は「2016年以来である」と報道。それと同時に「これは、ショウヘイ・オオタニのミルウォーキーでのプレーが初めてということを意味する」と説明した。

　加えて同メディアは「オオタニは、野球ファンが生涯で見たこともないような二刀流選手だ。彼は先発ローテーションのエースであり、優れた打者でもある」と28歳のプレースタイルを称賛。さらに、同カードでは大谷の登板予定が無いことにも触れ「ブルワーズの打者にとっては幸いだが、特別なものを見たいと思っているファンにとっては残念なこと」と述べている。
  　また、大谷が打者としての出場が濃厚であるため、「オオタニはエンジェルスのDHとして普段通り打つだろうから、ブルワーズの投手陣は彼を計算に入れなければならない」と指摘したうえで、こう記した。

「ブルワーズファンはこの週末、マイク・トラウトとショウヘイ・オオタニという野球界最高の２選手を見る機会を得る。野球ファンはオオタニの投球を見たいかもしれないが、そのマウンド姿を見ない方がブルワーズの勝利の可能性が高まりそうだ」

　すでに、メジャーリーグ全体でもスーパースターとして認識されている大谷翔平。敵、味方関係なく、ファンを魅了する存在となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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