現地5月3日、ボストン・レッドソックスの吉田正尚は、本拠地で開催されたトロント・ブルージェイズ戦に「2番・左翼」で先発出場。5打数2安打2打点をマークし、8対3のチームの勝利に貢献した。レッドソックスは5連勝を飾っている。
この試合でも、吉田は見事な"バットコントロール" を見せた。6回の第4打席で、2番手右腕アンソニー・バスの初球をピッチャー強襲のヒットに持ち込むと、続く第5打席ではトレバー・リチャーズが内角に投じたストレートをレフト線に弾き返した。連続試合安打を「13」に伸ばすとともに、3試合連続マルチ安打と安定感を示した。
打席に立つたびに頼もしさが増す背番号7。米メディア『The Sporting News』は、「日本から移籍してきたレッドソックスのスラッガーは、MLB序盤の苦境をどう乗り越えた?」と銘打った記事を配信。シーズン序盤と現在のスイングの違いを比較した。
まず開幕直後の打撃に関して、「彼のスイング軌道は、ボールのはるか上だったことが分かる。ボールをよく見ており、4月18日までに8つの四球に対してわずか5つの三振だった。それでも、ボールを前に飛ばすことができない。ゾーンに来た球も、下に叩きつけていた」とゴロが多かった事実を指摘する。
当初、打球の半分以上を下方向に放っていた29歳。「ヨシダはボールの上をスイングして叩いていた。ボールを捉えても、彼の技術に見合った強い当たりではなかった」と論じる。
一時打率は「.167」まで低迷したが、「ボールの下を捉える能力を得たことで、ヨシダのプレーは大きく変わった」と、ハードヒット率が上がるとともに、安定感も出てきたと評する。実際、4月18日以降に打撃成績は大きく向上。5月3日の試合を終えた時点で、打率は「.303」に達している。
最後は、「適応した彼に投手陣が合わせ始めるなか、この猛烈なペースを続けられるかが真の課題だろう」との一文で締めている。はたして日本人ルーキーは、世界屈指のピッチャーに対して今後どのように立ち向かうのか――。
構成●THE DIGEST編集部
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当初、打球の半分以上を下方向に放っていた29歳。「ヨシダはボールの上をスイングして叩いていた。ボールを捉えても、彼の技術に見合った強い当たりではなかった」と論じる。
一時打率は「.167」まで低迷したが、「ボールの下を捉える能力を得たことで、ヨシダのプレーは大きく変わった」と、ハードヒット率が上がるとともに、安定感も出てきたと評する。実際、4月18日以降に打撃成績は大きく向上。5月3日の試合を終えた時点で、打率は「.303」に達している。
最後は、「適応した彼に投手陣が合わせ始めるなか、この猛烈なペースを続けられるかが真の課題だろう」との一文で締めている。はたして日本人ルーキーは、世界屈指のピッチャーに対して今後どのように立ち向かうのか――。
構成●THE DIGEST編集部
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