現地５月５日、ニューヨーク・メッツの千賀滉大が本拠地でのコロラド・ロッキーズ戦に先発登板。中８日、６回101球を投げて無失点に封じ込んだ。４四球とやや制球に苦しんだが、２被安打、４奪三振と要所を“お化けフォーク”で締めた。チームは粘りの継投策で１対０と勝利し、千賀は今季４勝目を挙げている。

　その試合中、MLB公式サイトの記者で、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）期間中に来日して“ジャパン”を発信し続けたマイケル・クレア氏がツイッターを更新。メッツの本拠地シティ・フィールドでは、千賀の投球回に粋なBGMを流しているという。

　クレア記者は「センガのゴーストフォークに敬意を表して、メッツは彼が投げたイニングの終わりに『スリラー』や『ゴーストバスターズ』を演奏している」と紹介。どちらも1980年代にメガヒットした曲で、「スリラー」はマイケル・ジャクソンが手掛け、「ゴーストバスターズ」はレイ・パーカーJrが歌った人気映画のテーマソングだ。
  　さらにクレア記者は「残念ながらまだ、ゴーストのコスプレをしたファンは見ていないんだけどね」と綴っている。

　メジャー初挑戦の今季、千賀はここまで６試合に登板して４勝１敗。防御率3.38はチームの先発陣トップで、36奪三振と32投球回はともにチーム内トップの数値だ。WHIPは1.47、被安打率は.210となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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